稲垣吾郎(新しい地図)
稲垣吾郎(新しい地図)

 元SMAPで、現在は『新しい地図』として活動する、稲垣吾郎(45)、草なぎ剛(45)、香取慎吾(42)の3人。

 3人とも、民放地上波のレギュラー番組はゼロになってしまったが、映画、舞台、CM、AbemaTVの生配信番組『7.2新しい別の窓』など、幅広い活躍を続けている。

 一方で、7月17日、ジャニーズ事務所から独立した『新しい地図』の3人を番組に出演させないよう、テレビ局に圧力をかけた疑いで公正取引委員会が調査を行い、独占禁止法違反につながる恐れがあるとして、ジャニーズ事務所を注意していたことが明らかになった。

「公取委の調査も入ったためか、8月28日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)に香取が生出演し、国際パラリンピック委員会特別親善大使として、1時間以上にわたってパラリンピックとパラスポーツの魅力をプレゼンしました。

 また、10月12日放送予定の『ほんとにあった怖い話 20周年スペシャル』(フジテレビ系)に、稲垣が出演します。今後は稲垣、草なぎ、香取の3人を地上波の番組でも目にする機会が増えるのではないでしょうか」(制作会社関係者)

 2019年は、香取と草なぎの主演映画も公開されている。

 6月28日、香取が主演を務めた映画『凪待ち』が公開。同作で香取は、これまで演じたことのない、ギャンブル狂いのダメ男を見事に演じ、新境地を開拓。

 また、9月6日には、草なぎが主演を務めた映画『台風家族』が公開された。当初は6月の公開が予定されていたが、映画に出演している新井浩文(40)が逮捕、起訴されたため延期になり、一時は「お蔵入り」も危ぶまれていた。しかし、公開1週間で興行収入1億円を突破。映画の評判も上々で、一部では“第二のカメラを止めるな!”とも評されている。

「無事に公開され、好評を得た草なぎの『台風家族』ですが、実は、稲垣が主演した映画『ばるぼら』も、お蔵入りの危機にあったようなんです」(映画制作会社関係者)

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