新しい地図(稲垣吾郎、香取慎吾、草なぎ剛)
新しい地図(稲垣吾郎、香取慎吾、草なぎ剛)

 2003年3月に発売された、SMAPのシングル『世界に一つだけの花(シングル・ヴァージョン)』が、9月23日付のオリコン週間シングルランキングで、前週の9月16日付の131位から37位に急上昇した。

 これにより、TOP100入り記録を184週とし、歴代シングルロングセラー記録で、中島みゆき(67)の『地上の星/ヘッドライト・テールライト』が、2006年1月16日付で達成した183週を上回り、歴代1位となった。

『世界に一つだけの花』は、SMAP35枚目のシングルで、オリコン調べの売り上げは313.2万枚(2019年9月23日付)。平成で最も売れたシングル曲で、ジャニーズ事務所所属タレントのシングル売り上げでも歴代1位を記録している。

「今や音楽の教科書にも掲載され、21世紀を代表する国民的ソングになった『世界に一つだけの花』。その名曲をめぐって、『新しい地図』として活動する稲垣吾郎(45)、草なぎ剛(45)、香取慎吾(42)が所属する事務所『CULEN』と、ジャニーズ事務所が歩み寄りを進めているようなんです。実は、来年行われる東京五輪でも正式に使いたいと五輪関係者が動いているといいます」(芸能プロ関係者)

『世界に一つだけの花』の著作権は、作詞・作曲の槇原敬之(50)と、ジャニーズ事務所が持っており、JASRACに信託されている。そのため、JASRACに許諾手続きさえ取れば使用することが可能だ。

「ただ、やはり『世界に一つだけの花』はSMAP5人のもの。元SMAPの3人にも納得してもらおうと、水面下で話し合いが行われるのでは、と聞こえてきています。もちろん、SMAPの5人が東京五輪の舞台で、1回限りだとしても再結成をして『世界に一つだけの花』を披露するというのが一番いいでしょうが、現実的には非常に困難。そこで、今後のジャニーズを背負っていくとされる若手グループに歌わせようという話があるみたいなんです。まあ普通に考えれば、King&Prince(キンプリ)ですよね」(前出の芸能プロ関係者)

 昨年5月にシングル『シンデレラガール』でデビューしたキンプリ。同シングルは初週57.7万枚を売り上げ、今年8月28日に発売された4枚目のシングル『koi-wazurai』も、初週39.9万枚を売り上げた。これで、デビューシングルから4作連続の初週30万枚を超えとなり、Kinki Kids、KAT-TUNに次ぐ3組目の快挙を達成。また、昨年の『NHK紅白歌合戦』にはデビュー1年目で出場を果たしている。

「来年いっぱいでが活動休止、関ジャニ∞からは錦戸亮(34)が脱退、TOKIOにも解散報道が出るなど、ジャニーズ事務所の屋台骨を支える人気グループに危機が迫っています。ジャニーズ事務所として、早急に嵐に次ぐ人気グループを育て上げなければなりません。

 ただ、キンプリに『世界に一つだけの花』を大きなステージで歌わせるとなると、SMAPファンからの反発は必至。各方面で思わぬブーイングを呼ぶことになりそうですね……」(前同)

 SMAP、嵐に次ぎ、キンプリが新たな国民的グループとなるのか。東京五輪での『世界に一つだけの花』を誰が歌うのか、注目だ。

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