つんく♂ミュージックで、人気VTuberとリアルアイドルが共演!「It's a Virtual&Real Pop World!」徹底レポート2/4の画像
つんく♂ミュージックで、人気VTuberとリアルアイドルが共演!「It's a Virtual&Real Pop World!」徹底レポート2/4の画像

 ヴァーチャルアイドルとリアルアイドルが融合し、つんく♂ミュージックを披露した「It's a Virtual&Real Pop World!」が2019年9月14日(土)、池袋HUMAXシネマズで開催された。本記事では、同イベントの前半の様子を時系列でお届けする。

1.香坂美充

 天の声のアナウンス通り、イベント前半は4人のバーチャルアーティストが順番にパフォーマンスをした。まずはトップバッターの香坂美充(こうさかみあ)が『LOVEマシーン』のイントロとともに登場。観客は最初、どういう見方をすればいいのかとまどっていたようだが、彼女が「あんたにゃ もったいない」と歌い始めた頃には、両手に持ったサイリウムを振ってリズムをとっていた。もちろんサビで「あのコール」が会場内に響いていたことは言うまでもないだろう。

<披露した楽曲>
『LOVEマシーン』(モーニング娘。)
『Love New York〜From Tokyo〜』(オリジナル)

2.Ni-na

 2番目に登場したバーチャルアーティストは、モーニング娘。の元メンバーである飯窪春菜がプロデュースする「Ni-na」(ニーナ)。頭から足の先までピンク色の現実離れなルックスをした彼女の姿に、初見の観客は暫く見とれていたようだ。そんな彼女が披露したつんく♂楽曲は『彼と一緒にお店がしたい!』。つんく♂楽曲については4人とも本人が選曲したそうなのだが、シングルのカップリング曲を選んだところに彼女の「モー娘。好き」な一面がうかがえた。

<披露した楽曲>
『パぴプペ*ハニータイム』(オリジナル)
『彼と一緒にお店がしたい!』(モーニング娘。)

3.さくらみこ

 3番目に登場したバーチャルアーティストは、ホロライブ所属の自称エリート巫女VTuber「さくらみこ」。まずは持ち歌の『マイネームイズエリート☆』を歌唱したのだが、緊張しながら歌っていたからなのか、歌い終わると息を切らしながら「疲れたよ~!」と正直に申告し、観客を笑わせていた。2曲目に披露したつんく♂楽曲は松浦亜弥の名曲「♡桃色片想い♡」。彼女の特徴であるアニメ声の声質に合った選曲だった。

<披露した楽曲>
『マイネームイズエリート☆』(オリジナル)
『♡桃色片想い♡』(松浦亜弥)

4.ときのそら

 最後に登場したバーチャルアーティストは、チャンネル登録者数24.2万人(2019年9月現在)を誇るVTuber界のアイドル「ときのそら」。どうやら会場には彼女のファンが多かったようで、スクリーンに登場すると、ここまでで最も大きな声援が上がっていた。彼女が選曲したつんく♂楽曲は、藤本美貴の名曲『ロマンティック 浮かれモード』。業界人から「プロを凌ぐ」と評されている高い歌唱力で観客を魅了し、バーチャル組のトリを見事に務め上げた。

<披露した楽曲>
『Dream☆Story』(オリジナル)
『ロマンティック 浮かれモード』(藤本美貴)

5.MC(バーチャル組)

 ときのそらのパフォーマンスが終わると天の声が他の3人も呼び込み、スクリーン上には4人のバーチャルアーティストが集合した。一通りここまでの感想を聞いたところで天の声が「お花も届いていますよ」と言うと、スクリーン上にはファンが用意した「バーチャルフラワースタンド」が突然現れた。これもバーチャル空間だからこそ出来る演出といえるだろう。その後、天の声から4人に「好きなおにぎりの具は?」という質問が飛んだが、その回答については割愛させていただく。

 次回はリアルアイドルがパフォーマンスしたイベント中盤の様子をお届けしよう。

(取材・文=鎌形 剛)

あわせて読む:
・『いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46』を松江哲明監督が語る!