布袋寅泰
※画像は布袋寅泰のインスタグラムアカウント『@hotei_official』より

 ギタリストの布袋寅泰(57)が9月22日、自身のインスタグラムを更新。先日の『マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)』でのコブクロ小渕健太郎(42)の国歌独唱について、ネット上で賛否の声が上がった件に言及した。

 事の発端は、9月15日に行われたMGCでの小渕のパフォーマンス。出だしから驚くほどの高音で歌い出し、終始音程が不安定な状態だったためネット上では「小渕さん、どうした?」「放送事故?」と一部でざわめきが起こっていた。

 この出来事を受けて、布袋は、自身のブログで「ネットで小渕くんの国歌独唱について意見されてるのを見て僕も動画を見た。確かに理想的な歌唱であったとは言えず、誰よりも本人が一番悔しい思いをしているはずだ」とコメント。

 さらに、「本人は言い訳することは出来ないが、歌い出しの前深々とお辞儀をして、発声の際大切な横隔膜と喉との間の呼吸バランスか崩れ、歌い出しからオクターブが狂い、瞬時に元に戻すことが不自然だと察し、そのままのキーで歌わざるを得ない状況であったと僕は推測する」とアーティストならではの見解を述べつつ、「歌いきった後の彼は、泣きたいくらい悔しかったはずだ。擁護もしない。しかし否定もしない。ただ、力ある素晴らしいシンガーの一度のミスを、寛大に受け入れようとしない風潮を、僕はとても寂しく思う」とネット上の小渕に対する批判の声への本音を明かした。

 この投稿を見たファンからは「同業者だからこそ言える熱い温かい言葉ですね。読んでいて涙が出てきました」「布袋様のお言葉できっと小渕さんも、ファンも救われる気がします」「布袋さんのようなベテランのミュージシャンの方が声を上げてくれること、小渕さんの人徳かと思います」「小渕さんの、きっと悔しいであろう気持ちを布袋さんが分かっていてくれる事は、乗り越える力になりますよね」「布袋さんのような大先輩の言葉はとても説得力があります」「布袋さんがこの意見をすることがどれだけ勇気がいることか……」と称賛のコメントが続出した。

 しかし、布袋の発言に対し、ネット上では「擁護も否定もしなくて良いが、そっとしてあげて欲しい」「治まった傷口に、塩を塗り込む もうやめてあげて」「名の知れた人がSNSで発信すると、大々的に世間に知れ渡ることはわかっているはずでは」といった指摘もあった。

 布袋のフォローに、小渕はいま何を思うのだろうか? 

※画像は布袋寅泰のインスタグラムアカウント『@hotei_official』より

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