出川哲郎
出川哲郎

 9月24日に放送された、お笑いタレントの出川哲朗(55)がMCを務めるバラエティ特番『出るか!? ヤバイよ新記録リアルガチレコード』(TBS系)で、チャレンジ企画が危険すぎると視聴者から非難の声を浴びたようだ。

 問題になったのは、車内を滑りやすくした路線バスに乗った選手が、座席の先頭にある降車ボタンを一番早く押すのを競う“つるつる路線バス 途中下車レース”で、オードリー春日俊彰(40)、MAXのLINA(42)、俳優の野村祐希(25)が参戦した。

 座席やつり革をすべて撤去し、床一面をローションまみれにした車内に乗り込むと、3人はバスの最後部に。バスはカーブや坂道を走行し、さらに、急ブレーキや急発進と滑りやすい状況で、3人の装備は会社員風のスーツ姿。足元は靴をはかずに靴下だった。

 車内に敷き詰められたビニールシートの下にはクッションが敷かれているようだったが、ローションに足を取られて、立っていることもままならない。さらに、急ブレーキで3人が転倒すると、激しく背中と後頭部を床に打ちつけることも。

 この様子を見ていた視聴者は、ツイッター上で「ヘルメットもサポーターもつけずに危なすぎる。タレントの安全はどうでも良いのかな」「立っている状態から倒れたとき、よっぽど受け身うまくないと頭ぶつけるだろ。直立しないように指導はなかったのか」などと批判の声を寄せていた。

 また「TBSはこないだケガ人を出したばかりなのに、反省と学習できない脳ミソのやつに企画させるなよ」という苦言も。これは、同局系で9月15日に放送した『笑いが無理なら体張れ』の収録で、お笑いトリオ、ネルソンズの青山フォール勝ち(33)がローションを塗ったターンテーブル上でジャンプし、上から吊るされたた賞金をキャッチする企画に挑戦したときのこと。

 青山はジャンプして着地した際、腕をひねって右肩を負傷。右肩関節脱臼、右肩甲骨関節窩(かんせつか)骨折で、全治8週間の見込みだと診断された。TBSは番組の収録にあたって、ヘルメットと、首、肘、膝の3か所にサポーターを着用させて安全面には注意を払っていたとし、「今後番組制作上の安全管理をさらに徹底していく所存です」と説明。しかし、今回の放送では、視聴者に「いまだにスタッフの危機意識が足りない」と思われてしまったようだ。

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