高橋大輔
高橋大輔

 昨シーズン4年ぶりに現役復帰したフィギュアスケートの高橋大輔(33)に関する驚きのニュースが9月26日、飛び込んできた。なんと2020年1月から男子シングルではなく、アイスダンスに転向するというのだ。パートナーは、平昌五輪アイスダンス日本代表の村元哉中(26)で、2022年の北京五輪を目指すという。

「かねてから高橋は、アイスダンスに興味を示していました。高橋はスケーティング技術に定評がありますから、4回転が当たり前の男子シングルよりも滑りの美しさや表現力で魅せるアイスダンスに挑戦してみたいと思ったのでしょう。相手の村本は、平昌五輪で日本勢最高位の15位を獲得しましたが、昨年8月にペアを解消。2人はもともと関西大学で一緒に練習していた旧知の仲で、村元から高橋に声をかけたそうです」(スポーツライター)

 ペアを解消して以来、表舞台から遠ざかり、引退を考えたこともあるという村元。そんな村元をリンクに引き戻したきっかけは、2019年7月に行われた高橋が主役のアイスショー『氷艶2019』だった。

「9月25日にアップされたニュースサイト『まいどなニュース』の記事で村元は“『氷艶』に出られて楽しかったですし、本当にありがたかったです。これがなかったら灰になってたかも(笑)。(中略)でもやっぱり自分は氷の上がいちばん居心地がいいというか、氷の上にいる自分が輝いてるのかなって……。(中略)『この人と滑りたい!』と思える人を見つけて、来シーズンの試合に出られるのが理想ですけど、無理に決めずに時間をかけて探したいです”と語っていました。

 インタビューの時期は不明ですが、記事が公開された翌日の9月26日に高橋大輔とのペア結成を発表。村元が“この人と滑りたい!”と運命を感じた相手が、まさに高橋だったのでしょう」(前出のスポーツライター)

  1. 1
  2. 2