『おっさんずラブ』新作“牧くん”不在で大炎上も「再会ある」の光明

　男性同士の恋愛模様を描いた、テレビ朝日系の大人気ドラマ『おっさんずラブ』の第２弾、『おっさんずラブ　ｉｎ　ｔｈｅ　ｓｋｙ』が、１１月２日より放送を開始することが、９月２７日に明らかになった。

　俳優の田中圭（３５）が主演を務めるドラマ『おっさんずラブ』は、昨年４月クールに放送され、最終回の放送中には『おっさんずラブ』がツイッターの世界トレンド１位になり、２０１８年のドラマ界では“おっさんずラブ旋風”が吹き荒れた。

　今年の８月２３日からは映画『劇場版おっさんずラブ～ＬＯＶＥ　ｏｒ　ＤＥＡＤ～』が公開され、９月２４日までで、観客動員１６６万人、興行収入２２億円以上のヒットを記録。興行収入３０億円も狙える好調ぶりだという。

　第２弾となる『おっさんずラブ　ｉｎ　ｔｈｅ　ｓｋｙ』の舞台は“空”。田中は、３５歳にしてリストラされ、航空会社「天空ピーチエアライン」に転職し、新人ＣＡ（客室乗務員）として働く“はるたん”こと春田創一を、“ヒロイン”の吉田鋼太郎（６０）は、春田に思いを寄せる機長の黒澤武蔵を演じる。

　田中と吉田は前作から引き続き出演し、新たなキャストとして千葉雄大（３０）、戸次重幸（４５）が登場することになるという。

　しかし、２７日に発表されたキャストの中に、前作のキーマンだった牧凌太を演じる林遣都（２８）の名前がなかったことから、『おっさんずラブ』ファンの間では、「牧くんじゃなきゃイヤだ！」「お願いします！　お願いします！　本当に牧くんでお願いします！」「朝からみんな号泣」「ビックリするほど牧ロスの私」と、悲鳴が上がっている。

　ドラマに詳しいテレビ関係者は話す。

「前作のドラマ、そして現在公開中の劇場版でも林は『おっさんずラブ』になくてはならない存在。ただ、ネタバレになるので詳しくは言えませんが、劇場版の終盤で林は海外転勤を命じられます。第２弾の舞台は“空”、そして田中と吉田はＣＡと機長、海外のある国……新作が前作とは違う世界になるとはいえ、何らかのかたちで林が登場する可能性は高いと思います。

『おっさんずラブ』はＳＮＳを活用したマーケティングや、視聴者を巻き込んだ仕掛けが巧みですからね。制作陣も牧を演じる林の重要性、ファンが田中と吉田、林のやりとりを求めているということも充分理解しているでしょう。第２弾でも一度はファンをドギマギさせて、あとあとの展開につなげるという仕掛けがあるのではないでしょうか……」

　放送前から話題沸騰の『おっさんずラブ』。１１月２日からスタートする第２シーズンが今から楽しみでならない！