田中みな実、加藤綾子、宇垣美里、弘中綾香アナ
田中みな実、加藤綾子、宇垣美里、弘中綾香アナ

 2014年にTBSを退社して、フリーとして活躍する田中みな実(32)。

有吉ジャポン』(TBS系)などのバラエティ番組や情報番組のMCだけでなく、深田恭子(36)主演のドラマ『ルパンの娘』(フジテレビ系)や『奪い愛、夏』(AbemaTV)に出演するなど、ここのところ、女優としての評価もうなぎ上りだ。

 一方で、共演する女子アナや元女子アナとは一触即発のバチバチの展開になることも。

「田中は、リアルに自分以外の女子アナ、元女子アナと敵対しているわけではなく“プロレス”が上手いんです。ただ好戦的で、特に同じ女子アナに対しては、マウントを取りたくなるんでしょうね。特にフジテレビの女子アナは、かつて全体的に“田中みな実とは共演したくない”と思っていたようで、恐れられているのは事実のようです」(女子アナウォッチャー)

 そこで今回は、田中みな実と女子アナ及び元女子アナたちとの「ケンカ3番勝負」を振り返る!

1番 vs加藤綾子

 バトルの舞台は、2019年9月25日放送の『ホンマでっか!?TV SP』(フジテレビ系)。

 同番組では元フジテレビアナウンサーの加藤綾子(34)がレギュラー出演しており、ゲストの田中が「女子アナと共演すると仲が悪いと勝手に仕向けられ対立構造にさせられる」と不満を訴える場面があった。

 田中の訴えに、MCの明石家さんま(64)は、「お前も悪い。自業自得」と指摘。しかし、田中は「この番組では加藤さんがアナウンサーで。仲が悪いんじゃないかって言われる。でもお互いに嫌い合うほど存じ上げないんです。お互いに、ね?」と同意を求めると、加藤は無言でうなずいた。

 一期先輩にあたる加藤だが、端から田中と絡みたくなさそうな様子。この勝負は、加藤を自分のペースに巻き込んだ田中の勝利だろう。

2番 vs宇垣美里

 ドランクドラゴン鈴木拓(43)がメインパーソナリティを務める、TBSラジオ『日本リアライズ presents ドランクドラゴン鈴木拓宅』に、18年6月、田中はゲストとして出演。同番組には、宇垣美里(28)もレギュラーMCとして出演している。

「現在フリーとして大活躍中の宇垣ですが、当時はまだ局アナです。この番組ではTBSの先輩として、田中が宇垣にダメ出しをする場面が多数ありましたね」(前出の女子アナウォッチャー)

 スタジオに田中が入り軽くあいさつトークをしたのだが、これだけで宇垣アナは「気が抜けね~!」と、緊張を隠せない様子。鈴木が、宇垣の原稿読みについて田中にアドバイスを求めると、「宇垣さん、たぶんね、鼻濁音が苦手なのかな」と、鼻に抜けて発音されるカ行濁音について難があったと指摘した。

 さらに田中が、宇垣に「入社何年目?」と質問すると「あの……5年目になります」と気後れ気味に答えると、田中アナは「5年目!? ごめーん、5年ですって」と、わざとらしく新人アナ扱いしてしまったことを謝罪。先輩の田中から浴びせられるプレッシャーに、宇垣はたまらず「おうち帰りたい!」と絶叫し、スタジオは爆笑に包まれた。

「元直属の先輩という立場を活用して、宇垣のいいところを引き出しつつ、マウンティングするという、田中の見事な戦術で、この1番は田中の圧勝と言っていいでしょう」(前同)

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