日向坂46の冠バラエティ番組『日向坂で会いましょう』が9月29日(日)深夜にテレビ東京系列で放送された。
この日の企画は、「3rdシングルヒット祈願! 番組オリジナルPVを1カットで撮影しましょう!」の後編。メンバーそれぞれが「挑戦したいこと」として選んだ課題を1ヶ月間練習し、それを全員で順番に成功させながら1カットのPVを撮影するという、これまでのヒット祈願とは別の意味で過酷なものだ。
なお、各メンバーが挑戦した種目とその順番は以下の通り。
カリンバ演奏(潮紗理菜)
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ゴルフパット(高瀬愛奈)
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バトン(高本彩花)
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板割り(丹生明里)
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ダンクシュート(渡邉美穂)
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バレーボールアタック(小坂菜緒)
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大縄跳び10回(全員)
今回はなんといっても「日向坂46」というグループの絆の深さと結束力が発揮された回だった。本番中に失敗し、泣き出してしまった河田陽菜や高本彩花のことを近くにいたメンバーが慰めていたり、撮影終盤に小坂菜緒がバレーボールアタックに失敗したときに、うずくまる彼女に向かって他のメンバー達が「ワァ~!」と言いながら駆け寄り笑顔で慰めていたり、とにかく現場の空気が悪くなることがなかったというのだ。
撮影に使える残り時間が少なくなってきた時にキャプテンの佐々木久美が他のメンバーに言った「絶対成功するイメージだけをするとホントに成功するから。素敵な未来を思い浮かべてみんなでこれが最後だと思って頑張ろう!」という言葉も非常に重みがあるものだった。結果的に1カットPV撮影は撮影開始から8時間30分後の35テイク目にして成功したのだが、最後の大縄跳びを一発で成功させられたのは、挑戦を通してグループの心がひとつになっていたからにほかならないだろう。
その一部始終をVTRで観ていたオードリー若林も思わず「普通のこと言うけどホント良いグループだな!」と称賛。サトミツも視聴者も涙を誘われる回だった。
(文・鎌形剛)