堀ちえみ
堀ちえみ

 今年2月に舌がん、4月に食道がんの手術を受けたタレントの堀ちえみ(52)が、がんとの闘病をつづった著書『Stage For~舌がん『ステージ4』から希望のステージへ』(扶桑社)を10月21日に発売する。

 10月20日には都内で、10月27日には名古屋と大阪でサイン会も予定しており、2月のがん公表後、約8か月ぶりに公の場に姿を見せることになる。

 9月26日、自身のブログを更新し、著書の出版の告知とともに表紙のイメージ画像をアップし、「今までの気持ちを、声でまだ伝えられないから、一生懸命文字でつづりました」と報告した。

 堀は、昨年の夏頃から口内炎の症状で悩み、治療を続けた末、今年2月4日に舌がんでステージ4と告知された。同月22日に舌の6割を切除し、太股の皮膚を移植して舌を再建する手術を受けた。

「舌がんで切除した舌の術後の経過は順調だといいますが、やはり以前のような声が出せるまでには至っていないといいます。実は、がんを公表する前、堀は所属していた松竹芸能を離れてパチンコ会社で幹部を務める夫がマネジメント業務を行っていたんです。しかし、芸能活動が上手くいかず、デビューから1987年の芸能界引退まで所属していた古巣のホリプロへの復帰を狙っていたのですが、結果的に戻ることはできなかったといいます。

 ただ、今回がんを克服し、著書の出版とともに今後は芸能活動を本格再始動する見込みです。ブログも頻繁に更新していて、読者も増えているようです。闘病記の注目度も高く、しばらくはテレビ出演をはじめ、マスコミへの露出も増えるのではないかと思われます」(芸能プロ関係者)

 再び活躍する堀の姿を見られる日は近い。

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