えなりかずき、泉ピン子
えなりかずき、泉ピン子

 国民的ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)に出演する俳優のえなりかずき(34)が、女優の泉ピン子(72)との共演を拒否していることを、同ドラマ脚本家の橋田壽賀子氏(94)が10月3日発売の『週刊文春』(文藝春秋)の取材に対し、明らかにした。

 1990年の番組開始から、2011年まで約1年おきに連続ドラマが放送された『渡鬼』。主人公はピン子演じる小島五月で、中華料理店「幸楽」を切り盛りする五月を軸に、嫁姑問題や親子関係のいざこざなどを描いてきた。

 えなりは、番組開始時は5歳。五月の長男・眞を演じており、『渡鬼』への出演をきっかけに現在でもドラマやバラエティ番組などで活躍を続けている。

 ピン子とえなりは、今でもともに『渡鬼』に出演しているが、2015年の特番を最後に同じシーンでの共演はない。今年9月16日に放送された特番でも、親戚一同が幸楽に集まるシーンがあるが、眞の姿だけがなかった。

 ピン子とえなりの共演NGが明らかになったのは、9月17日発売の『週刊女性』(主婦と生活社)。橋田氏が連載エッセイの中で「不思議な“共演NG”というのも出てくる。えなりかずき君が“ピン子と会いたくない”と言うらしい」と暴露したのだ。

 これを受けてか『週刊文春』が橋田氏に直撃したところ「『週刊女性』にはうっかり書いてしまって、絶対秘密なんです(笑)」と言いながらも、2人の共演NGを認めた。さらに「一緒にしちゃいけない。一緒にするとえなり君がおかしくなるんですって。発疹が出たり」と、ピン子と顔を合わせると発疹が出るほどに、えなりはピン子に拒絶反応を持っていることが明らかになった。

「橋田氏によると、ピン子さんは“私はただ育ててる。イジメた覚えはまったくない”と話しているといいます。橋田氏も“あれだけ世話になって育ててもらった気持ちがないんじゃないですか”と、ピン子さんがえなりを特別イジメていたわけではないという発言をしています。ただ、ピン子さんは最近のテレビ番組でも暴走気味なところがありますからね……」(キー局関係者)

  1. 1
  2. 2