小泉進次郎
小泉進次郎

 第4次安倍改造内閣の目玉ともいうべき小泉進次郎環境相(38)の評価がダダ下がり中だ。「女子アナ大好き、という夜の顔が暴かれただけでなく、肝心の政治手腕を疑問視する声も上がっています」(夕刊紙記者)

 福島第一原発事故で発生した除染廃棄物の最終処分について、9月17日、記者から具体策を問われた際は、〈私の中で30年後を考えたときに、30年後の自分は何歳かなと発災直後から考えていました〉と、いつものキリリとした表情で回答。これを受け、ネットでは、〈自分の年齢に30を足す計算を8年も続けているのか〉〈ポエムかよ〉〈具体性がない〉と炎上。

 さらに22日には、国連で開かれた気候変動問題に関する会合に出席し、〈気候変動問題は楽しくセクシーにやるべきだ〉と、のんきなスピーチ。「現地の記者から具体策を聞かれた進次郎氏は、数秒間絶句した後に、“私は先週、環境大臣になったばかりなので……”と言い訳。同会合で温暖化の危機を涙ながらに訴えた、16歳のグレタ・トゥンベリさんの爪の垢を煎じて飲め、と言いたいところですね」(前同)

 まさに馬脚を現したわけだが、実は、以前から危険な素顔は見え隠れしていた。「17年の衆院選時にはテレビ取材に対し、〈新聞が消費税を負担しないんですよ、これ、おかしくないですか?〉と新聞の軽減税率に噛みつきましたが、進次郎氏は、そもそも増税論者。同年には医療費の窓口負担に対して、〈高齢者でも困ってない人はいる〉と疑問を呈し、〈将来は年齢を問わず一律で3割程度にすべきだ〉と提言しています」(全国紙政治部記者)

 さらに恐ろしいのが、庶民の骨の髄まで搾り取る進次郎流増税プランだ。「進次郎氏が主導した『2020年以降の経済財政構想小委員会』が2017年に提言したのが“こども保険”です。ネーミングが紛らわしいですが、これは子どもをダシにした増税。厚生年金保険料率を0.2%、もしくは国民年金加入者から月160円を上乗せして、それらを財源に、幼児教育、保育の無償化を狙うというものです。しかも、上乗せする保険料率は後に0.2から0.5%まで引き上げることを視野に入れています。将来もらえる年金額は少なくなる一方なのに、現役世代の負担は増すばかり」(経済ジャーナリスト)

 そればかりか、年金受給者すら搾取の対象だ。「17年8月25日付の朝日新聞では、サントリーの新浪剛史社長との対談で、“富裕層が自主的に年金給付の権利を放棄し、その分を財源に加える”と提案。ここだけ聞けば耳ざわりがいいですが、進次郎氏が、さらに権力を握れば“富裕層”だけでなく“働く高齢者”“健康な高齢者”など、庶民にも年金放棄を要求するのは目に見えてますよ」(前出の政治部記者)

 将来の総理候補との呼び声も高い“自民党のプリンス”の正体や、いかに?

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