乃木坂46の冠バラエティ番組『乃木坂工事中』が10月6日(日)深夜にテレビ東京系列で放送された。
この日の企画は、「乃木坂46 秋の四つ巴対決」の前半戦。1期生10人、2期生9人、3期生12人、4期生10人のほぼ全てのメンバーが一堂に会し「四つ巴競技」で一斉対決をするという、同番組でも初めての試みとなる企画だ。
前半戦では「四つ巴綱引き」と「四つ巴カードゲーム」という2つの対決の模様が放送されたのだが、今回最も視聴者の印象に残ったのは、やはり「四つ巴カードゲーム」に挑んだ1期生の生田絵梨花だろう。
このゲームはカードを引くたびに追加される「ポーズの指示」を実行し続け、ポーズを維持できなくなった人が脱落していくというものなのだが、生田は1枚目で「上の歯を露出する」というレアなカードをいきなり引いてしまう。
そこからゲームは久保史緒里(3期生)・矢久保美緒(4期生)のふたりと粘り合う長期戦へと突入するのだが、その間も生田は常に上の歯を見せながらポーズを変えたりMCのバナナマンと話したりしており、「かわいさ」と「面白さ」が絶妙なバランスで混ざった、彼女ならではの魅力を長時間にわたって存分に発揮していたのだ(勿論それを見ていたメンバーも爆笑していた)。
今回の放送は、生田ファンにとっては「工事中」で久しく彼女が見せていなかったバラエティタレントとしての一面が久々に見られた、非常にテンションが上がる回だったのではないだろうか。1枚目でいきなりそんなカードを引いてしまう生田絵梨花は、やはり芸能人として持っているのが明らかになった。
(文・鎌形剛)