ビートたけし(北野武)
ビートたけし(北野武)

 東京五輪開催まで1年を切り、多くのスポーツが盛り上がりをみせる中、全日本テコンドー協会トップである金原昇会長(65)による、協会の運営が独裁的だとして、一部の現役理事や選手などが反発を起こし、世間を騒然とさせている。

 9月17日から25日に予定されていた強化合宿に、高額な費用を自己負担しての参加を求められたことや、指導方法への不満などから、招集された28人のテコンドー日本代表選手のうち26人が合宿に不参加を表明。合宿は中止となり、協会と選手との間に溝があることが露呈した。

 10月8日には、指導体制の改善などを話し合う理事会が行われ、協会の抜本的改革を訴えていた2000年シドニー五輪銅メダルの岡本依子副会長らが、金原会長をはじめとする理事の総辞職を提案。しかし、他の理事の反対で“クーデター”は失敗に終わった。

 現職にとどまることになった金原会長については、反社会勢力との関わりなどが一部メディアで報じられた。しかし、金原会長は「心外ですね」と不快感を示し、「現状を打破し、スピーディーに選手との関係を変えていく」と、現体制での改革を進めていく方針を明らかにした。

「反社とのつながりは否定しましたが、過去に銃撃を受けたという報道について金原会長は、“撃たれました。30年ほど前に”、“おなかと腕です。脂肪を貫通した”と衝撃の告白をしています。ネットでは金原会長の、一度見たら忘れられない強面ぶりも話題になっていますが、ビートたけしさん(72)は全日本テコンドー協会がニュースになる数年前から、金原会長をネタにしていましたよ」(お笑いプロダクション関係者)

 10月8日深夜放送のラジオ番組『JUNK 爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ)では爆笑問題太田光(54)が、「たけしさん、ズルいなって思うからオレ全部バラすけど……」と前置きし、「たけしさんは3年くらい前、金原会長をネットかなんかで見つけてきて“スゴいのいるぞ、太田、見てみろ。こんなの見つけたよ”って大喜び。あの人(金原会長)の顔をTシャツにしてたからね」と明かしている。

 10月10日には『東スポWeb』が、今回の騒動や世間が注目している特徴的なヘアスタイルについて、金原会長を直撃している。金原会長は取材に対し、自身の髪型は10代から同じパンチパーマで、髪は“自前”であると応じている。

「たけしさんが浅草公会堂で行った単独ライブでは、金原会長の顔をプリントしたTシャツを着てステージに上がっていました。それぐらい会長に入れ込んでいたようです。金原会長は『東スポWeb』の取材に、髪型の疑惑を否定していますが、たけしさんは“髪型疑惑”ネタが大好物ですからね(笑)。単独ライブでは会長Tシャツも売っていたような気もしますね」(前出のお笑いプロダクション関係者)

 10月12日(土)放送の『新・情報7DAYS ニュースキャスター』(TBS系)で、たけしが金原会長をどうイジるのか、そしてたけしのイジりに安住紳一郎アナウンサー(46)がどんなツッコミを入れるのか、注目が集まる。

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