10月10日発売の『週刊文春』(文藝春秋)が、俳優の小手伸也(45)とファンの女性との不倫疑惑を報じた。
個性派俳優として現在人気を獲得している小手。大学在学中から演劇活動を続けていたものの長年芽が出ずにいたが、2016年のNHK大河ドラマ『真田丸』で注目を集め、その後は『コンフィデンスマンJP』や『SUITS/スーツ』(ともにフジテレビ系)、『集団左遷!!』(TBS系)などのヒットドラマに出演してブレイク。先日最終回を迎えたばかりのNHK連続テレビ小説『なつぞら』でも、独特の存在感を放っていた。
また、俳優としてすでに活躍していた今年上半期まで、長年勤めていた通販番組のコールセンターでアルバイトを続けていたというエピソードもある人物だ。
プライベートでは、ブレイク後に出演したテレビ番組で、2011年に結婚し、子どもがいることも明らかにしている。ところが『週刊文春』の記事によると、2017年1月、ツイッターを通じてファンの女性を食事に誘い、「彼女も奥さんもいない」と語った上で、複数回にわたりホテルで関係を持ったという。
昨年5月、小手は「そばに大切な人ができました」などと、ファンの女性にメッセージを送り、一方的に別れを告げたとされる。
『週刊文春』の記者がはるばる、マレーシア・ランカウイ島を訪れていた小手を直撃し、交際の事実を確認すると、一旦は男女の関係を否定。しかし後日、「元々、主戦場が小劇場なので客と率先してツイッターでも交流してきました」「(女性とも)いち顧客としてファンサービスを徹底した認識だった。下北的なノリを捨て切れなかった」「(ホテルで会ったことは)完全に僕の認識の甘さ」と、ファンの女性とホテルで密会していたことを認めたのだ。
「“下北的なノリ”というのはおそらく、劇団員とファンの関係のようなノリということでしょうね。ただファンサービスと話していますがなんとも苦しい。不倫がファンサービスなのかと。
俳優としてようやくブレイクを果たし、ドラマやバラエティ番組の出演も増えてきたところでの“偽装不倫”発覚は本当に痛い。10月17日スタートの連続ドラマ『モトカレマニア』(フジテレビ系)にも出演予定ですが、小手の出番が極端に減るのではないか、と気になるところです。すでに、複数のバラエティ番組の降板が決まったと聞こえてきていますよ」(芸能プロ関係者)
そこで気になるのは、11月24日(日)20時から放送予定のスペシャルドラマ『磯野家の人々~20年後のサザエさん~』(フジテレビ系)だ。同作は天海祐希(52)主演で、アニメ『サザエさん』の20年後を描いているが、小手が“穴子さん”を演じることが発表されたばかり。
「実は、ドラマ『サザエさん』で小手の降板が検討されていると聞こえてきています。『サザエさん』は国民的アニメで、ファミリー向けの作品ですからね。不倫は相当イメージが悪い。穴子さんはサザエさんファミリーではないですが、作中では主要なキャラクターの1人でもあります。すでにドラマ『サザエさん』の撮影は進んでいるようですが、小手の出演部分をカットして、穴子さんを登場させないというわけにもいかない。小手の代役を立てるという話も出ているといいます」(前出の芸能プロ関係者)
長年の苦労が実を結び、40代半ばでブレイクを果たしたばかりの小手。今回の不倫騒動は大きな躓きとなったが、いかにしてこのピンチを乗り越えていくのだろうか。