ディーン・フジオカ
ディーン・フジオカ

 ディーン・フジオカ(39)主演の新ドラマ『シャーロック』(フジテレビ系)が、10月7日にスタート。ドラマ内の演出に視聴者の注目が集まった。ドラマは、コナン・ドイルのミステリー小説『シャーロック・ホームズ』シリーズが原作。主人公の誉獅子雄(ディーン)は、頭脳明晰で容姿端麗な犯罪捜査専門のコンサルタントで、難事件の捜査を警視庁捜査一課の警部、江藤礼二(佐々木蔵之介/51)から依頼され、請け負っている。第1話で獅子雄は、都内のとある病院で発生した“勤務医の転落死事件”を追う。そしてこの事件で、今後彼の“バディ”となる精神科医の若宮潤一(岩田剛典/30)と出会う。

 物語の中盤、獅子雄は犯人と思われる人物を船で追跡していた。そこで獅子雄は、いかにもわざとらしい“つけヒゲにサングラス”という変装をしている。獅子雄のこの変装に、獅子雄の諜報員として働いているスケボー少年レオ(ゆうたろう/21)がツッコむと、「盛り上がるだろ」と真顔で言い放ち、なぜか「ハッ!」と気合を入れてつけヒゲをはがすという謎演出もあった。

 このつけヒゲの演出や、獅子雄が推理しながら唐突にバイオリンを奏でるシーンに視聴者はザワザワ。ネットにも「全体的にはシリアスめなのに、ちょいちょいディーンさん笑かそうとしてくる」「ヒゲにさらにつけヒゲ」「つけヒゲとるのにそのアクションw」「つけヒゲ=盛り上がるww」「突然のシャドウボクシング! 突然のバイオリン!(抜かりのないトンチキ要素!)」「バイオリン弾きながらカッコ良く推理してると思ったらそのバイオリンでパトカーのサイレン音真似する」「想像以上のおもしろさ(色んな意味で)」と大盛り上がりする人が続出。さらに原作が古典ミステリーの傑作であることを不安に思っていた人たちからも、「つけひげサングラスで変装したりバイオリン弾いてくるくる回ってる能天気な主人公見てたらどうでもよくなった」「原作をリスペクトしている部分が垣間見えていて面白い」と高評価だった。

 他にも、ヒゲにサングラスで船に乗っているシーンが、2018年に放送されたディーン主演のドラマ『モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐-』(フジテレビ系)を彷彿とさせたため、「ディーンさん×船とかモンクリめちゃくちゃ思い出した」「船に仁王立ちwモンクリ 見てた人は笑う」「モンクリのオマージュいや、パロディ?」と話題になっていたが、今作の『シャーロック』は、『モンテクリスト伯』のプロデューサーや演出家たちが再び集結しているため、ファンとしてはこうした“小ネタ”も楽しめそうだ。

 第2話では、相棒となる若宮がどんな活躍を見せるのかにも注目だ。

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