吉沢亮
吉沢亮

 俳優の吉沢亮が、9月17日に都内で開かれた映画『空の青さを知る人よ』のイベントで、自身の高校時代について「固定の友達2、3人以外とは、ほぼしゃべらないぐらい根暗で、カーストでいうと一番下みたいな生活でした」と告白し、観客の女性ファンを驚かせた。吉沢によると、モテる男子について「別にかっこよくねーから!」などといった悪口を陰で言っていたそうで、その青春時代は本人いわく「青いというより、ドス黒めの青」だったという。

 イケメン俳優として知られる吉沢亮がいわゆる“陰キャ”だったことには驚かされるが、芸能界には吉沢のようにイケメンでありながらも実は陰キャの俳優が意外に多い。彼らの陰キャぶりを象徴するエピソードを紹介しよう。

 吉沢亮と同じく、高校時代から陰キャだったのが、佐藤健。高校時代は「授業も全部寝ているし、休み時間も席から動かない。幽霊部員みたいな人」だったという。そうした陰キャぶりは俳優となっても変わらなかったようで、映画『BECK』(2010年公開)の撮影現場では、年齢が離れていたこともあって共演の水嶋ヒロ桐谷健太向井理らにまったくなじむことができず。

 主演なのに空き時間はいつも1人でポツンといるか、同世代の中村蒼とひっそり話してることが多く、かなりのアウェイ状態だったという佐藤。これまで広末涼子前田敦子吉岡里帆など数々の有名女優と浮き名を流してきたが、その頼りない陰キャぶりが美女たちの母性本能をくすぐってしまうのかもしれない。

 この世代に陰キャが多いというわけではないだろうが、佐藤健と同い年の松坂桃李は、2016年7月31日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)で、陰キャすぎるストレス解消法を明かしていた。なんでも、松坂は仕事でストレスがたまったときに「自分の(頭の)中でムカつくやつを登場させて、肉体的にも精神的にも追い込む」ことでストレスを解消するのだという。

  1. 1
  2. 2