矢作兼(おぎやはぎ)
矢作兼(おぎやはぎ)

 おぎやはぎ矢作兼(48)が、漫画雑誌で漫画家デビューしたことについて、相方の小木博明(48)と語り合っていた。

 このやりとりがあったのは、10月10日深夜放送のラジオ番組『JUNK おぎやはぎのメガネびいき』(TBSラジオ)でのこと。番組開始から間もなく、小木が「矢作さんの漫画よ」と、矢作が漫画雑誌『ビッグコミックスペリオール』(小学館)と番組のコラボ企画で漫画家デビューしたことに触れた。

 すると矢作は、デビューした経緯を説明。番組プロデューサーに「4コマ漫画を描いてみます?」と企画を持ちかけられ、生放送中に番組の台本に落書きをしているような感じで描けばいいのかと、軽い気持ちで引き受けたと明かした。

 続けて矢作は「やっぱ俺、絵へたじゃん」と、実は絵心がないことを自嘲気味に語ると、最初は4コマ漫画の原案だけを受け持つと勘違いしていたと告白。「まさか俺が絵まで描くとは思わないから。“絵も描いてくれ”って言われて、“えーっ”ってと思って」と、苦しまぎれのダジャレを連発していた。

 一方で小木は掲載された4コマ漫画『0時45分のメガネびいき』について、「味がある。ていねいに描いてあるよ」「秀逸な3本だね」と称賛。矢作はていねいに描くと4コマ漫画1本に30分ぐらいかかってしまうと言うと、ラジオ番組が始まる直前にありそうな小木との会話を漫画にしたと、その内容を語った。

 すると小木は「(絵柄が)かわいらしいし、今だからこそ、こういう漫画が新鮮」などと連載化を勧め、漫画に詳しいというハライチ岩井勇気(33)も「単行本が欲しい」と絶賛していたと紹介。連載させてくれない場合は、他誌に売り込むつもりもあるとアピールした。

 しかし、矢作は「けっこう大変なのよ」とボヤくと、漫画の内容は思いつくが「絵がへたな人が(漫画を)描くって、すごいストレスなんだぞ」と、そのツラさをアピール。動きのある構図を思いついても描けないため、立っているだけの絵になってしまうと嘆くと、「描くのが面倒くさいから向いてないんだろうな、漫画家」と本音を漏らしていた。

 掲載された漫画は小木が言うように味のあるタッチであるものの、動きがあるどこころか横顔も描けないのか、すべてのキャラが判を押したような正面の姿だけ。矢作が言うように“絵心はない”ようだが、内容はおぎやはぎの漫才を思わせるシュールな面白さがある。次回作に期待したいところなのだが、矢作のボヤキからすると今回限りで終わりそうだ。

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