小林幸子
小林幸子

 10月10日に放送された『直撃!シンソウ坂上』(フジテレビ系)に、演歌歌手の小林幸子(65)が登場。番組内でどん底から復活するまでの真相を告白し、視聴者の間で「壮絶!」と話題になった。番組では、動画サイト「ニコニコ動画」への出演で再ブレイクした小林を特集。まずは2012年に話題になった小林と所属事務所の“解雇騒動”について紹介、事務所スタッフの2人が退社し、「スタッフをクビにした」というネガティブなイメージが残ってしまったという。これが原因でレコード会社から新曲の発売延期を通告され、仕事も激減してしまう。

 その後、小林は所属していたレコード会社から独立し、自主レーベルを設立。当初はうまくいかず、音楽関係者に曲作りを依頼しても誰も引き受けてくれなかったと明かした。そんな失意の中、小林が頼ったのは歌手のさだまさし(67)だった。小林の頼みに応え、さだは楽曲を提供。小林は曲が完成すると自らの手でお店を回ってCDを“手売り販売”したという。新たなスタートが踏み出せたかと思いきや、小林の悲願である2012年の『紅白歌合戦』(NHK)は落選。33年紅白連続出場という記録も止まってしまった。

 ところがそんな小林の元に、「ニコニコ動画」への出演依頼が来る。当初はネット自体あまりよく分かっていなかった小林だが、スタッフの後押しもあって動画投稿にチャレンジ。すると初投稿からわずか3日間で再生回数100万回を突破し、ニコニコ動画史上初となる快挙を樹立。そこからネット業界で話題になり、派手で豪華な衣装から、小林は“ラスボス”と呼ばれ、人気者に。2015年には、紅白から出演オファーが来るという快進撃を見せた。

 小林の壮絶なエピソードに、ネットには「ラスボス小林幸子誕生の瞬間に泣けるわ」「ニコ動民としてちょっと感動してる(笑)」「ラスボス爆誕!」「シンソウ坂上見てるんだけど、こんなにもとは思わなかった」「小林幸子があれだけの騒動を乗り切るために、あれだけの大御所でありながらCD手売りとかできたのは、本人の歌への熱意があったからやろ」「さだまさしさん、男前」「ピンチはチャンスってやつか」「もはやオタク界で小林幸子はレジェンドだからね」と視聴者から感動の声が続出した。

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