櫻井翔(嵐)
櫻井翔(嵐)

 10月9日、がYouTube公式チャンネルを開設した。YouTubeでは、『A・RA・SHI』『Love so sweet』『Happiness』『truth』『Monster』の5曲のMVが公開され、登録者数は140万人を超え、『Monster』は500万再生を突破。(10月17日現在)。

 同時にこれら5曲が、「Apple Music」や「Spotify」といったサブスクリプションサービスで解禁された。

 10月17日発売の『週刊新潮』(新潮社)では、嵐がYouTubeやサブスクサービスに参入したことについて、これまでインターネットでのプロモーションに消極的だったジャニーズ事務所の方針が変わったことを示すため、トップグループの嵐から、ネット展開をしていくことになると報じている。

 さらに、2016年にSMAPが解散、嵐が来年いっぱいで活動休止となり、事務所の屋台骨を失った後も、過去の作品を公開することで、継続的な収入を得ていくことも目的としているようだ。

 YouTube再生回数で話題になったアーティストといえば、米津玄師(28)が挙げられる。

 昨年のドラマ『アンナチュラル』(TBS系)の主題歌として書き下ろされた『Lemon』は、再生数4億回を突破し、大きな話題となった。

「『Lemon』を含む、米津のYouTubeの全動画の再生数は15億5000万回以上。YouTube動画の再生1回につき、動画投稿者には0.1円から0.3円が入るとされています。1回0.3円として単純計算すると、米津の合計収入は4億6500万円前後になりますから、ジャニーズ事務所としてもネットをないがしろにはできませんよね。

 さらに、Apple Musicで1回音楽を聴くと1円、Spotifyでは0.3円がレーベルに入るといわれています。嵐がYouTubeとサブスクサービスを解禁したことで、今後はかなりの金額が定期的にジャニーズ事務所に入ることになり、そこから嵐の各メンバーにも分配され、活動休止後の5人の生活を支える収入源にもなるのではないでしょうか」(レコード会社関係者)

 1月27日、活動休止会見を行った嵐だが、それ以前より嵐のメンバーと事務所との間で交渉が何度も行われ、主に櫻井翔(37)が事務所との交渉役を務めたと、今年2月発売の『女性セブン』(小学館)が報じている。

 交渉の中で櫻井は、「活動休止までの2年間、精一杯頑張って、これまでの19年間と同じぐらい事務所に恩返しをします」と、ジャニーズ事務所に利益をもたらすと明言したという。

「記者会見から3日後の1月30日、関西大学の宮本勝浩名誉教授は、嵐が2020年いっぱいで活動休止するまでの2年間の経済効果が約3249億296万円になると試算を出しています。宮本氏は“プロ野球の優勝でも500億~600億円。ほぼ毎日営業する東京ディズニーランドに匹敵する数字”だと語っているほどです。

 これはファンクラブ、コンサートチケット、グッズ、CD・DVD売上などから試算していますが、今回、YouTubeとサブスクがこれに加算されるわけですから、櫻井の『2年で19年分稼ぐ』宣言は達成され、活動休止後も事務所に大きな利益をもたらすことになりそうですね」(前出のレコード会社関係者)

 嵐に続き、他のジャニーズグループたちもYouTubeとサブスクサービスを解禁し、ジャニーズ事務所の経営体制は盤石なものになっていくのだろうか?

あわせて読む:
・嵐・櫻井翔、キャスターの次は政界進出「小泉進次郎と共闘」⁉
・櫻井翔は不満爆発!? 年収「億超えSMAP」と「億いかず嵐」の違いはあの人!?
・嵐「国民祭典」奉唱、愛子さまの「相葉雅紀推し」報道がプレッシャー!?