児嶋一哉(アンジャッシュ)
児嶋一哉(アンジャッシュ)

 今やドラマ、映画にお笑い芸人が俳優として出演することも珍しくなくなった。本業の俳優以上の存在感を感じさせる演技で見るものを圧倒する人たちも多い。そこで今回は、10~50代の男女200人に「演技がうまい芸人」についてアンケート。演技派お笑い芸人トップに輝いたのは!?

 第4位はアンジャッシュ児嶋一哉

 最近ではドラマ『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)に出演し、田中圭演じる春田創一の幼なじみ荒井ちず(内田理央)の兄、鉄平を演じていた小嶋。2012年に放送された連続テレビ小説梅ちゃん先生』(NHK)や2016年放送のNHK大河ドラマ真田丸』など、これまで多くのドラマや映画に出演してきた。この9月からスタートした『仮面ライダーゼロワン』(テレビ朝日系)にも出演している。

 そんな児嶋には、「演技が自然で主張がちょうどよい。“こんな人いるなぁ”と思えるものの、ほんの少し児島を感じさせてくれる。演技において自分が求められているものを無意識に感じて実践できている」(49歳/男性)、「普通にいそうな人を演じているから。良い意味で主張していない」(20歳/男性/学生・フリーター)、「『フリーター家を買う』(フジテレビ系)というドラマでハローワークの職員役をしていたときに、本業が俳優の人だと思って見ていた」(29歳/女性)、「さりげない。邪魔にならない演技」(46歳/男性/コンピュータ関連以外の技術職)、「脇役ばかりだけど、どのドラマでもいい味を出している」(41歳/女性/主婦)など、高評価だった。

 第3位は、ドランクドラゴン塚地武雅がランクイン。

 塚地といえば、『裸の大将 21世紀版』(フジテレビ系)シリーズで山下清役で主演、2006年公開の映画『間宮兄弟』では、第30回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した他、天海祐希主演の人気ドラマシリーズ『緊急取調室』(テレビ朝日系)にも出演していた。選んだ人からは、「演技が自然体で違和感を感じさせず、好印象を持ちました」(25歳/男性)、「作り込んだ演技ではない自然な感じが良い。脇役としてどんな役も器用にこなす」(51歳/男性)、「自身のひょうきんなイメージを崩さずなじんでいる点。三枚目役がどの作品でもうまい」(27歳/女性/学生・フリーター)、「山下清の役はピッタリだったと思います。おもしろい系からまじめ系まで演じてるなと思います。裸の大将を見事に復活させた」(34歳/女性/主婦)、「多くのドラマで味のある役を演じているから」(28歳/男性/学生・フリーター)など、こちらも児嶋同様、自然な演技が評価されていた。

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