■将棋やゲームなど、インドアな趣味も

 一方、インドアな趣味を持つ芸能人もいる。「子どもの頃、お正月に父や兄と将棋をやったのが懐かしいですね」 こう語るのは、ボクシング元WBC世界フライ級王者で、現在はタレントとして活躍する内藤大助(45)だ。「将棋はボクシングと同じで相手との駆け引きがある。そして、その駆け引きに勝利したときに、ものすごい充実感を味わえるんですよね」

 元世界チャンプは、こんな秘話も明かしてくれた。「実は、現役時代はスパーリングや試合では詰将棋をイメージしながらやっていたんです」

 前出の石丸は、将棋も趣味とする。「落ち着きのない私が、将棋をやっているときに限っては1時間、2時間と、じっとしていられるんです」

 ボクサーの内藤、アクティブ派の石丸がハマる静かな将棋の世界。奥深い、不思議な魅力があるのだ。

 将棋同様に脳トレになるが、デジタルなゲームである。あべ静江(67)は、スマホ、タブレットなどデジタル機器を触るのが大好きだと言う。「寝る前は、ニンテンドースイッチでオンラインゲームをやっています。『ドラクエ』や『ファイナルファンタジー』もやりましたね。でも、実生活でも方向音痴だから、ゲームの中でも迷子になって、何度も同じところに行ってしまうんです(笑)」

 ステージで共演することもある『美しい十代』の三田明(72)は、彼女のゲーム仲間だとか。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4