小栗旬
小栗旬

 かねてより、「将来、日本の俳優のユニオン(組合)を作りたい」と、夢を語っていた俳優の小栗旬(36)。しかし、このほど、俳優ユニオン結成の夢を断念して、ハリウッドで新たな挑戦をしていくのではと、10月21日発売の『週刊女性』(主婦と生活社)が報じている。

 小栗は2010年公開の初監督映画『シュアリー・サムデイ』の完成披露会見で、同作に出演したムロツヨシ(43)、鈴木亮平(36)、勝地涼(33)のほか、小栗を慕う仲間が集う『小栗会』のメンバーである、藤原竜也(37)、綾野剛(37)、山田孝之(36)らに声をかけて、俳優のための労働組合である、俳優ユニオン結成に向けて準備を進めていたという。

『週刊女性』によると、日本の映画界には昔ながらの慣習が色濃く残っており、映画配給会社が多くの利益を得られる仕組みになっているという。小栗はこの慣習を変えるべく、出演した俳優やスタッフに印税が入るような仕組みを作ろうと動いていた。

 しかし、映画配給会社の関係者から「組合を作るようなら今後うちの作品には起用することができなくなる」と、大手映画会社の作品に出演できなくなると言われたこともあり、俳優ユニオンの結成をあきらめたという。

「小栗は、来年公開予定の映画『Godzilla vs. Kong』への出演で、ハリウッドデビューを果たすことになります。すでに、妻の山田優(35)と2人の子どもとともに、生活拠点をアメリカ・ロスアンジェルスに移したといいます。さらにすでに2作目への出演も決まっており、今後は日本とアメリカを行き来することになるようです。本格的なハリウッド進出にあたって、現在の所属事務所の“アメリカ支社”を設立するとも聞こえてきています」(芸能プロ関係者)

『週刊女性』では、小栗の所属事務所社長の「ゆくゆくは事務所を代表する存在になってもらう」というコメントを掲載している。

「来年には事務所の社長に就任するという話が一部関係者の間ではささやかれていました。その際、現在の社長は、会長になるといいます。さらにアメリカ支社設立にあたって、そちらでもしかるべき役職に就くのではないかと言われています。アメリカ支社設立は、小栗の“ハリウッドで勝負する”という決意の表れでもあるのではないでしょうか。

 アメリカに事務所があれば、事務所の同僚・後輩である綾野剛、田中圭(35)、坂口健太郎(28)、間宮祥太朗(26)などにも、ハリウッドの仕事を紹介しやすくなりますし、同じ事務所でなくとも、『小栗会』や彼を慕う役者のハリウッド進出の手助けをできるかもしれません」(前出の芸能プロ関係者)

 志半ばで頓挫してしまった俳優ユニオンの結成だが、小栗が中心となり、ハリウッドで日本出身俳優たちの『新・小栗会』が結成されるかも?

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