米倉涼子、水谷豊
米倉涼子、水谷豊

 米倉涼子(44)主演の『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)、元SMAP木村拓哉(46)主演の『グランメゾン東京』(TBS系)をはじめ、各局で10月クールのドラマがスタートし、それぞれ話題を呼んでいる。

 フジテレビの月9枠では、ディーン・フジオカ(39)主演の『シャーロック』が、10月7日よりスタートしている。

 同ドラマは、アーサー・コナン・ドイルの『シャーロック・ホームズ』シリーズを原作に、舞台を東京に置き換え、名探偵シャーロックをディーンが、相棒のワトソンを三代目 J SOUL BROTHERSの岩田剛典(30)が演じる。

「これまで、フジテレビの月9ドラマといえば、恋愛がテーマの作品が多かったのですが、フジテレビとしては今後、『医療モノ』と『刑事モノ』をメインにして、恋愛モノは基本的には作らない方針だといいます」(ドラマ制作会社関係者)

 ここ最近の月9ドラマでは、沢村一樹(52)主演の『絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜』(2018年7月期)、織田裕二(51)主演の『SUITS/スーツ』(2018年10月期)、元関ジャニ∞錦戸亮(34)主演の『トレース〜科捜研の男〜』(2019年1月期)、窪田正孝(31)主演の『ラジエーションハウス〜放射線科の診断レポート〜』(2019年4月期)など、事件解決や医療がテーマの作品が続いている。

「その最たる例が、今年7月クールに放送された、上野樹里(33)主演の『監察医 朝顔』でしょう。上野演じる新米法医学者と、時任三郎(61)演じる刑事の父娘が、遺体に遺された手掛かりから事件を解決する、『医療+刑事』というドラマですからね。同ドラマは、全11話の平均視聴率が12.6%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)で、ここ数年の月9では、断トツでいい結果を残しています。

 実は、これだけフジテレビが医療モノと刑事モノに注力しているのは、絶好調のテレビ朝日を参考にしているからだとささやかれているんです」(前出の制作会社関係者)

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