結婚して子どもを産んだ後、“ママタレ”としての地位を確立する芸能人は多い。テレビやＳＮＳなどで、妻、母としての意見や情報を発信する彼女たちは、同じママを中心に女性からの人気も高い。独身時代以上の人気を得て、子ども服やキッチングッズのプロデュース、講演活動など、活躍の場も広がっている。そこで今回は、２０～５０代の既婚女性１００人に「好きなママタレ」について聞いてみた。
第３位は、元女子プロレスラーの北斗晶。
佐々木健介の妻で、２児の母親。豪快でストレートな発言から“鬼嫁”と呼ばれることもあるが、飾り気のない言動や人情味が人気だ。２０１５年に乳がんで右乳房の全摘出手術を受け、前向きに闘病する姿や、家族との絆にも共感が集まった。現在は『５時に夢中！』（ＴＯＫＹＯ ＭＸ）のコメンテーターやバラエティ番組で活躍中。
北斗を選んだ人からは「いつも笑顔で、病気にも負けず、かかあ天下のイメージがあるが、本当は旦那さん思いで、子どもたちも良い子だし、料理上手だから」（３７歳／女性）、「一見怖いだけの人に見えて、本当は深い愛情で家族を見守っていると思う。ご主人のことも大切にしているのが、北斗晶さんを見つめるご主人から伝わってくる。子どもにも優しく、いつも笑顔で“お母ちゃん”というイメージが好き」（４６歳／女性／主婦）、「妻として母として強いだけじゃなく優しさもあるから。生き生きしていて楽しい」（３９歳／女性／主婦）、「家庭をしっかり切り盛りし、夫の操縦もうまい」（５９歳／女性／主婦）と、絶賛されていた。
第２位に選ばれたのは、元モーニング娘。の“辻ちゃん”こと辻希美。
２００７年に第１子を妊娠したことを発表し、杉浦太陽と入籍。１８年には４人目の子どもも産まれ、子だくさんママとして知られている辻。夫婦仲もむつまじく、ブログなどでは子どもたちとイベントを楽しむ姿や、料理の写真を上げ、たびたび話題になっている。今年５月にはＹｏｕＴｕｂｅのチャンネルも開設、ＹｏｕＴｕｂｅｒデビューも果たしている。
辻を選んだ理由には、「旦那さんとも仲が良く、家事育児の協力体制ができているのを見ると、いい家庭だと感じる」（２７歳／女性／主婦）、「４人も子どもがいるのにＳＮＳを見ていると毎日笑顔を忘れず子どもと楽しく過ごしているようだし、手作りご飯もすごい」（２５歳／女性／主婦）、「若いのにしっかりしている。子だくさんで楽しそう」（４８歳／女性／主婦）、「子育てや家事、オシャレも楽しんでいてすごいと思う」（２７歳／女性／学生・フリーター）、「料理も華やかに見せながら、節約をしたり、失敗をうまくカバーしていたりと参考になる」（３０歳／女性／主婦）、「背伸びをしておらず、身近に感じられる。炎上しやすいがきちんとしている」（２１歳／女性／総務・人事・事務）など、特に２０代の女性を中心に人気が高かった。
