フィギュア宇野昌磨、惨敗でも「松岡修造も大絶賛」の変化!の画像
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 フィギュアスケーターの宇野昌磨(21)が11月2日に行われたグランプリシリーズ・フランス杯で、シニア転向後自己ワーストの8位に沈んだ。ジャンプミスが相次ぐ不本意な出来に、得点を待つキス・アンド・クライでは宇野の頬を涙が伝った。

「驚きの惨敗でした。宇野選手は今年6月、5歳から所属してきたグランプリ東海クラブからの卒業を発表しメインコーチ不在で今シーズンに臨んでいたのですが、今回の結果を受け、ほら見たことか、と言わんばかりに“コーチをつけないからだ”との声も上がりました。

 日本スケート連盟の小林芳子フィギュア強化部長も宇野選手に対し“やっぱりフィギュアスケートにコーチは必要。1日でも早くコーチがついて、微調整が必要だと本人も思ったと思う”とコメントを出したほどです」(スポーツライター)

 やはりコーチがいなければダメなのだろうか?

「たしかに技術面でもメンタル面でもコーチがいないことによる影響は大きい。ただ、今回の結果だけで判断するのは早すぎます。今シーズンはまだ始まったばかりですし、今季の宇野選手には今後の挽回が期待できる“大きな変化”を感じるんです。

 一番の変化は“強くなりたい”という貪欲さでしょうね。今年4月に行われた国別対抗戦の日本代表発表会見で、宇野選手は“3月の世界選手権でメダルを逃した悔しさを1日でも長く刻んで、成長したい、実力をつけたいと強く思っている。気持ち次第で短い期間でも人は変わる”と話していました。彼はこれまで、シャイな性格もあって、勝利への貪欲さや必死さというのをあまり表に出してきませんでした。しかし今シーズンは“成長したい。スケートがうまくなりたい”という思いをはっきりと言葉にするようになったのです」(前出のスポーツライター)

 それは、その言葉を傍らで聞いていた元プロテニス選手でキャスターの松岡修造(51)も驚きの変化だったようだ。

「この会見に同席していた松岡修造さんも“昌磨さんはむちゃくちゃ変わりましたよ。心もすべて成長している!”と宇野選手の成長に舌を巻いていたほどです」(前同)

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