前日本代表監督・西野朗氏「名古屋不倫」にサッカー関係者「ほっ」!?

　１１月５日発売の『ＦＬＡＳＨ』（光文社）が、元サッカー日本代表監督の西野朗氏（６４）の不倫疑惑を報じている。

　西野氏といえば、昨年６月に開催された、サッカーＷ杯ロシア大会では日本代表を率い、グループステージを突破し、決勝トーナメントに進出させたことが記憶に新しい。

「また、１９９４年のアトランタオリンピック本大会ではＵ－２３日本代表監督に就任し、ブラジル代表に勝利するという“マイアミの奇跡”を成し遂げた名将です。その功績が称えられ、今年６月には『日本サッカー殿堂』入りを果たしています。

　さらに、７月からはタイ代表監督とＵ－２３タイ代表監督に就任。１０月１５日のカタールＷ杯アジア２次予選では、格上のＵＡＥを撃破するなど、すでにタイでもその采配ぶりが認められ、タイ代表の最終予選進出にも期待が高まります」（スポーツ紙記者）

　そんな中で飛び出した今回の不倫報道。

　西野氏は家族と暮らす埼玉の自宅ではなく、名古屋にある“別宅”に、浅田真央（２９）に似た３０代半ばの女性とともに帰宅し、３時間以上も部屋から出てくることはなかったと、『ＦＬＡＳＨ』では報じている。

　同誌がマネージャーを通して西野氏と女性の関係を確認したところ「趣味のマラソンを通じて知り合った、単なる知人。当日は１５冊ほどのサイン本を渡すためにお会いしただけです」と、不倫疑惑を否定したという。

　Ｊリーグ関係者はこう話す。

「西野氏には以前にも一件ありました……。W杯開催の２か月前の昨年４月に、それまでサッカー日本代表の監督を務めていたハリルホジッチ氏が解任され、急遽、西野氏が監督に就任。実はこのタイミングで、いくつかの週刊誌が西野氏の疑惑を聞きつけ、複数の記者が裏取りに動いたんです。おそらく今回の報道と同じ疑惑だと思われます。しかし、当時はハリルホジッチ氏が日本代表をめちゃくちゃにしてしまい、チームはボロボロの状態。そんなときに、さらに新監督のスキャンダルが出てしまえば、日本サッカーがいよいよ終わってしまう。

　そこで、昔から西野氏と懇意にしているスポーツ記者や、西野氏と親しいサッカー関係者がみな、記者からの取材に対して“知らない”という感じでまともに対応しなかったそうです。そうこうしているうちに、ロシアＷ杯が始まり、詳細は不明ですが、結果的に疑惑の記事は出なかったんです」

　サッカー関係者が報道の行方を心配する中、西野ジャパンは急速にチームの団結力を高め、グループリーグを見事突破、奇跡の躍進を果たした。

「西野氏にとって、今回の『ＦＬＡＳＨ』の記事は当然痛いところでしょうが、サッカーで仕事をしている人はみな、“あのとき出なくてよかった……”と、間違いなく胸をなで下ろしていますよ。そんな報道が出て、ギリギリで就任した西野氏がまた退任するなんてことになっていたら、Ｗ杯に向けてさらなる混乱は必至でしたからね」（前出のＪリーグ関係者）

　指導者としては評価の高い西野氏。不倫疑惑でタイ代表監督からレッドカード退場とはならないでいただきたいが……。