滝川クリステル
滝川クリステル

 もはや“東京”五輪ではない――「国際オリンピック委員会(IOC)は暑さ対策として、東京五輪のマラソンと競歩について、北海道札幌市で開催する案を提示」(全国紙運動部記者) 大会組織委員会の森喜朗会長は、「IOCと国際陸連が賛成したのを、組織委員会がダメですと言える?」と“言いなり”状態。「深刻なのは費用です。IOCの提案通り、スタートとゴール地点を札幌ドームにした場合、陸上トラックや選手通過ゲートの整備などで、改修に数十億円がかかるとみられています」(前同)

 さらに、「東京都は、マラソンコースを含む都道136キロに、路面温度を抑制する遮熱性舗装を整備している最中でした。工事費は5年間で約300億円に及ぶといいます」(全国紙政治部記者)

 IOCと森会長からカヤの外に置かれた小池百合子都知事に至っては、「北方領土で開催したら」とヘソを曲げる始末だ。「2013年の招致の段階で、夏季五輪の日程は7月15日から8月31日の間と決められていました。それなのに東京は “晴れる日が多く、かつ温暖であるため、アスリートが最高の状態でパフォーマンスを発揮できる理想的な気候”とインチキなプレゼンをしたのが、そもそもの始まりです」(前同)

 リオ五輪の閉会式に、東京都とは関係ないのにマリオのコスプレで登場した安倍晋三首相や、“お・も・て・な・し”で話題となった滝川クリステルも、嘘の片棒を担いだことになる。「経費に関しても、招致段階では7340億円で開催可能と大嘘をついていましたが、結局、1兆8000億円を突破。総経費は3兆円に上るという試算もあります」(同)

 さらに今後も追加費用がかかることは必至だという。「マラソン開催地が札幌に変更となれば、酷暑を理由に、他競技でも開催地の変更が相次ぐ恐れがあります。さらに金がかかることは必至です」(同)

 金食い虫の東京五輪。東京都民は金だけ、むしられる事態にもなりかねない。

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