阿部寛
阿部寛

 11月5日に放送されたドラマ『まだ結婚できない男』(フジテレビ系)第5話で、主人公の桑野信介(阿部寛/55)が女性の夢を全力でぶち壊す展開に、「無慈悲すぎる」と騒然とした視聴者が続出した。ドラマは、結婚にメリットを感じない53歳の建築士の桑野のシングルライフを描いたヒューマンコメディ。今回桑野は、弁護士の吉山まどか(吉田羊)の高校時代の後輩である独身女性のエリカ(野波麻帆/39)に引き合わされる。

 結婚を夢見て絶賛婚活中だというエリカの、男性への条件は「とりあえず背が高い」「自分の仕事にプライドを持っている」「常識をわきまえている」「年上でしっかりしている人」。まどかは、どうなってもエリカの自己責任でいいのならと桑野を紹介することになった。桑野に会うと、さっそくアプローチを始めるエリカ。桑野との会話の中で、エリカは結婚していないので今後一人で生きていけるかどうかという将来の不安を嘆く。すると桑野は「どうせ人間はいつ死ぬか分からないですよ」と切り出し、「それに結婚後の災難をどう考えますか?」とエリカに問いかける。

 エリカが「災難?」ととまどうと、桑野は「結婚すればパートナーだけじゃなく親と親戚が倍になるんですよ? そしてありとあらゆるおせっかいを焼いてくるんです」と持論を展開。他にも、女性は“子どもの問題”“結婚後の仕事の問題”“味噌汁の味つけ”にまで口を出されると、結婚のデメリットを熱弁する。そして、夫婦の離婚率は「結婚してから4年目が1番多い」などと語りだし、「ほら教会の結婚式で牧師に永遠の愛を誓わされるでしょ? あれは逆に考えれば過去のほとんどの愛が、無様に短く崩壊してきた歴史を代弁させられてるんです」と続けた。そんな結婚の暗い面ばかりを説かれたエリカは、泣きながら「私が間違ってたかもしれません!」と言って、その場を走り去ってしまう。

 エリカの結婚願望を粉々に打ち砕いた桑野に、視聴者からは「桑野さん、華麗に論破!」「桑野さんの論破に共感しかなかった私は愛がない人なんだろうか」「エリカちゃんかわいそうすぎる……」「ひどい(笑)」「結婚願望がある人に言うようなことじゃないなw」「人の夢を壊す桑野」「逆にここまで結婚に憎しみを持っている人を見たことがない(笑)」「桑野さんのせりふはなんか刺さる」「桑野さん、これから愛を持つことできるのかね」といったコメントが上がっていた。

 桑野の偏屈ぶりはまだまだ健在!

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