■海外ロケ番組はチェックが甘くなりがち……

『水曜日のダウンタウン』では、昨年、お笑いコンビ・コロコロチキチキペッパーズナダル(34)を番組スタッフが駅前で拉致したところ、本物の誘拐と勘違いされて警察沙汰に発展。また、昨年末、安田大サーカスクロちゃん(42)を遊園地に監禁し、一般公開するという企画を生放送したところ、視聴者が遊園地に殺到。渋滞と騒音問題を引き起こしてしまい、警察が出動する事態にまで至っている。

 ただ、TBSで仕事をする放送作家はこう話す。

「『水曜日のダウンタウン』は視聴率もいいし、内容も面白く、内外の評価も抜群。たび重なるトラブルがあってもスポンサー離れもありません。何よりダウンタウン2人が出演する番組ですから、よほど大きな不祥事が起きない限りは安泰だと思われます。一方、『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)でもヤラセ騒動が起きてしまったように、海外で撮影する番組はヤラセや演出のチェックも甘くなりがちです。

 TBSでも、たとえば、南海キャンディーズ山里亮太(42)がMCを務める『メイドインジャパン!』のように、海外で撮影する番組が増えています。『イッテQ!』の『お祭り企画』が同じく“ヤラセ”疑惑でBPO案件になったこと、また、佐々木氏が社長に就任してからは、海外で撮影する番組であっても、厳しく内容をチェックする体制になりつつあるそうです」

 TBS内部で繰り広げられているとされるチクリ合戦の末、近々新たに打ち切りになる番組が出てくるのだろうか!?

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