11月10日(日)深夜にテレビ東京系列で放送された乃木坂46の冠バラエティ番組『乃木坂工事中』で、1期生の生田絵梨花と高山一実が大活躍した。
この日の企画は、「乃木坂VTRクイーン決定戦!」の前半。メンバーがやりたかったコトを完全自己プロデュースでVTR作品化し、その出来栄えを競うというメンバーのプロデュース力にスポットを当てた企画だったのだが、この回では生田絵梨花と高山一実がプロデュースしたVTRをスタジオで観る様子が放送されていた。
トップバッターの生田がプロデュースしたVTRは「生田絵梨花の同化してるぜ!」。全身グレーの服を着た生田が天井と同化し、その状態でどんな行動までならメンバーに気づかれないかを検証するという生田の世界観が前面に押し出された実験企画だ。
控え室の天井に上から吊るされた生田は、ニセのコメント収録をするために入室してきた北野日奈子、梅澤美波、久保史緒里といったメンバーの背後で「パーティーメガネを掛けてはしゃぐ」「コンビニおにぎりを食べる」「掛け軸を広げる」といったミッションを次々と実行していく。
その見事な同化ぶりにほとんどのミッションを気付かれることなく達成していた生田だったが、さすがに「空中でポップアップテントを開く」というミッションでは開いたときの音が大き過ぎたため、4期生の金川紗耶にすぐにバレてしまっていた(ちなみに、この週のテレビ欄には「生田どうかしてるぜ!」と書かれていた)。
一方、高山がプロデュースしたVTRは「一実と和樹のかずかず散歩」。ロケ中のボケに定評がある「ずん」の飯尾和樹に憧れる高山が本人と散歩ロケをし、その最中に飯尾にハマるために高山もボケるというものだったのだが、VTRでは高山がオープニングで15分間喋り続ける天然ボケを炸裂させたり、雑貨屋でバナナマンのツッコミ任せのモノボケ合戦をし合ったりと、こちらもカオスな雰囲気に。
VTR終了後、その一部始終を観ていた設楽統から「何がスゴイって内容を全然覚えていない!」とツッコまれていた高山だったが、久しぶりに彼女が『工事中』で長時間活躍するところを見られて嬉しかったファンも多かったことだろう。
ここ最近は3・4期生やグループ全体にスポットを当てた企画が多かった『乃木坂工事中』だったが、今回は最初から最後まで1期生が活躍し続けた回となった。
(文・鎌形剛)