清原和博
清原和博

 2016年2月、薬物(所持)で警視庁に現行犯逮捕された清原和博氏。同年5月に懲役2年6月(執行猶予4年)の有罪判決を受けて、現在、執行猶予中の身だが、「プロ野球界復帰」に向けて意欲を見せている。「清原氏は日米のプロ野球を目指す選手をサポートする目的の『World Tryout2019』の監督に就任。来年6月には執行猶予が明けることもあり、プロ野球界への復帰にも意欲を見せているといいます」(スポーツ紙記者)

 球界復帰に向けて本格始動した清原氏。スーパースターの復活を心待ちにするファンが多いこともあり、年末の「テレビ特番」への出演プロジェクトが動いていたという。「一説には、在京キー局とネットテレビの合同企画で、特番への出演は清原氏も大乗り気だったようです。特番の目玉として、PL学園時代からの盟友である桑田真澄氏との対談も企画されていたそうですよ」(広告代理店関係者)

 特番が実現すれば、清原氏のプロ野球界復帰は大きく前進したと思われる。ところが、プロジェクト始動直前に「待った」が入ったという。「局の上層部に稟議を通すだけという段階になったところで、清原特番は“時期尚早”と判断されたようです。さすがに清原は執行猶予中ですから、テレビ出演は難しいといったところでしょうか」(前同)

 時期の問題とあれば、執行猶予明けに番組企画の再始動もありえるが、状況はそう簡単ではなさそうだ。番組制作会社関係者が声を潜めて、こう説明する。「過去に清原さんは刺青を入れたり、組織名入りストラップを携帯につけていたことが報じられたりと、たびたび、裏社会の勢力との交際が噂されてきました。このため、万が一ですが、放送決定直前に新たな疑惑が報じられたりしたら、番組はお蔵入りとなり、スポンサー筋にも億単位の違約金が発生しますからね。最近、タレントの不祥事が続き、テレビ局が対応に追われていることもあり、万全を期したというところでしょうか」

 また、田代まさし容疑者が逮捕された影響で、薬物事件の前科がある有名人の扱いに神経質になっているようだ。「清原さんはトライアウト予選会の後の記者会見で、病院の治療と自助グループのミーティングに参加しており、毎回、尿検査も受けていると発言。現状、問題ないと言えるんでしょうが、しかたないでしょう……」(スポーツ紙記者)

 更生に向けて努力している清原氏にとって、年末特番の頓挫は残念な話だが、明るいニュースもある。「離婚後、清原氏の2人の息子さんたちの親権は奥さんのほうに移って、会うことが制限されていました。しかし、中学生の次男から“お父さんに野球を教わりたい”という申し出があり、今年の春からたびたび会っているそうです。野球を通じて親子の交流や絆が戻ったと、清原氏も喜んでいるようですよ」(スポーツ紙デスク)

 波乱万丈の人生を歩む球界の番長・清原――。プロ野球界への完全復帰の日が待ち遠しい。

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