倉科カナ
倉科カナ

 俳優の生田斗真(35)主演のドラマ『俺の話は長い』(日本テレビ系)で、6年前から無職でニートの満(生田斗真)に対し、女社長の明日香(倉科カナ/31)が就職について語った言葉が、満だけでなく視聴者の心にも響いたようだ。

 このシーンが見られたのは、11月16日放送の第6話でのこと。満は犬の散歩のバイトをしたことで知り合った明日香に気に入られ、彼女の部屋に入り浸るようになる。満は2年前にヒモだった過去があり、母の房枝(原田美枝子/60)と姉の綾子(小池栄子/39)は「このままでは就職は夢のまた夢」と心配していた。

 そこで義兄の光司(安田顕/45)が実家に戻るよう説得するが、満は「確かに2年前の人との関係はヒモでしたよ」「記念日のプレゼントももらう一方であげたことなかったし、一緒に撮った写真なんて一枚もありませんよ」と明かし、今回はヒモになるつもりはなく本気なのだと語った。

 そしてある夜、就職について満が明日香に「働きたい気持ちはめちゃくちゃあるよ。でも、肝心のやりたいことが見つからない」と胸中を明かすと、明日香は自身も昔は同じように悩んでいたと告白。そして、現在の仕事にたどり着いたきっかけとして、ある人から言われた言葉があると続けた。

 それは「やりたいことが見つからなくて、なにもしないのは良くないから、嫌じゃないことから始めてみたら?」というもので、満は「そんなこと考えたことなかった」とうなった。そして、明日香は「好きなことを仕事にしたいっていう気持ちにこだわることは全然悪いことじゃないんだけど、動かないと、やりたいことに新たに出会う機会が減るから余計、悪循環なんだよね」と語った。

 すると、満は珍しく「ありがとう」と素直に感謝し、「うまく言えないんだけど、その言葉をずっと待っていたような気がする」「完璧に腑に落ちた」「長いこと、やりたいことが見つからなかったのは、そういうことだったのかって納得させられちゃった」と真顔で語り、実家を出ることを決意したのだった。

 これを見ていた視聴者は、ツイッター上で「明日香の言葉が心にしみた。すごくいい視点をもらった」「満くんと同様に心にストンと落ちた言葉でした」「踏み出す一歩が少し軽く感じるステキな言葉」などと、倉科のセリフが腑に落ちたという声が多く寄せられた。

 今回の平均視聴率(ビデオリサーチ調べ/関東地区)は7.7%と、残念ながら前回より0.3ポイントダウン。次週は満と明日香だけでなく、春海と陸の関係にも動きがあるようで、2組の恋の行方が注目を集めることに期待したい。

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