今月13日、モデルのKoki,(16)が父親の木村拓哉(47)との幼少期の“キス写真”を公開。大きな反響を呼ぶ一方で、ネット上には冷ややかな声が相次ぎ“木村家と世間のズレ”が浮き彫りとなった。
自身のインスタグラムにこの“キス写真”をアップし、「私達家族にたくさんの愛をくれてありがとう。我が家を笑顔でいっぱいにしてくれてありがとう。愛してる!」という英文コメントを添えて父の47回目の誕生日を祝ったKoki,。事あるごとにSNSを通じて家族に対する感謝を示している彼女だけに、今回もあふれる想いを抑えきれなかったようだ。
「素敵な家族」「愛されて育ったのがわかる」といった好意的な意見が上がる一方で、頬ではなく口同士、さらに木村が何かを“口移し”するような仕草であったことから、「気持ち悪い」「他人に見せるもんじゃない」といったしんらつな声や「虫歯菌がうつってそう」「ピロリ菌もいるかも…」「子供の将来的な口内環境を考えるなら、絶対にやってはいけない行為」と細菌の感染を危惧する声が噴出した。
確かに、最近の育児において“口移し”は厳禁とされている。ミュータンス菌をはじめとしたいわゆる虫歯菌は、生後間もない赤ちゃんの口の中には存在せず、主に親の唾液から感染すると言われているからだ。大人と食器を使いまわしたり、「愛情表現のキス」からもうつることがあるといい、菌が定着しやすい乳幼児期は特に注意が必要だ。
また、親が胃炎や胃がんなどを引き起こすピロリ菌の保菌者だった場合、同様に子どもへの“口移し”が原因で感染するケースが多いという。
思わぬ形で“非常識”をさらしてしまったのは、木村家だけではない。タレントの辻希美(32)やスザンヌ(33)、安田美沙子(37)や元モーニング娘。の後藤真希(34)なども、過去に我が子との“キス写真”を公開して世間からバッシングを浴びたことがある。
これらのことは今でこそ常識となっているが、Koki,の幼少期、十数年前には十分に認知されていなかった可能性もある。いずれにしろ、木村家が深い愛情で結びついていることにかわりはない。あらゆる逆風をはねのけて「令和を代表する芸能一家」の地位を築き上げていってほしいものだ。