明石家さんま
明石家さんま

 11月20日、来年7月に開幕する東京五輪の日本テレビのメインキャスターに、明石家さんま(64)が内定したことが明らかになった。

 さんまは、前回のリオデジャネイロ五輪でも「キャプテン」という立場で、日本テレビの五輪関連番組に出演していたが、今回は“日テレの顔”として五輪を盛り上げることになる。

 さらにスペシャルキャスターには有働由美子(50)、スペシャルサポートをくりぃむしちゅー上田晋也(49)が務めることも発表された。

「これまで、日テレの五輪キャスターといえば、櫻井翔(37)が2008年の北京五輪から夏季・冬季合わせて6大会連続で務めていました。ところが、嵐の5人でNHKの『スペシャルナビゲーター』に起用されてしまったため、苦肉の策としてさんまさんを起用したともささやかれています。やはりビッグネームが必要ですもんね……」(制作会社関係者)

 11月20日の『東スポWeb』によると、さんまに決定するまでには日本テレビ局内でも意見が分かれたと報じている。

「さんまさんは、2000年のシドニー五輪から夏季大会の特別番組に出演していますが、メインキャスターとなると話は別。笑いを交えてスポーツを語ることはできても、真剣勝負の場に笑いはいらないという声も出かねないと『東スポWeb』では伝えています」(スポーツ紙記者)

 さんまの五輪キャスター内定を受け、ネットでも「さんま主役のドタバタ五輪にならなければいいですがね」「日テレはオリンピックすらバラエティ化したいようだね」「スポーツは、スポーツとして楽しみたいのだよ。芸能人を起用する必要はない。ましてや、騒がしい明石家さんまなんて論外」「過去にサッカー選手(メッシ?)に対してすごく失礼な質問や対応したよね? 正直インタビューとか直接会う場合はあのお笑いモンスターを使うのは危険だろ」といった、厳しい声が噴出しまくっているのだ。

「2011年に行われたサッカー『クラブワールドカップ』では、メッシ(32)の活躍により、FCバルセロナが優勝を決めました。決勝終了後、チームメイトとともに優勝セレモニーを楽しんでいたメッシを、中継していた日テレスタッフが特設スタジオに呼び込みインタビューを行ったのですが、さんまが“老後はどうするんですか?”と質問したところ、一転、メッシが不機嫌になってしまったんです」(前出のスポーツ紙記者)

 さんまの場違いな質問は、海外でも報じられ「これまで見たことのない最も奇妙なインタビュー」「(当時)24歳のメッシに引退について質問するとは驚き」と評されてしまった。

「さんまさんは、スポーツ、特にサッカーの知識も豊富です。また、お笑いに関しては“お笑い怪獣”として大人気ですが、こと真剣勝負のスポーツ中継では、はっきり言ってまったく歓迎されていないですね。来年の東京五輪、日テレはさんまさんで勝負に出るようですが、アナウンス能力の高い有働さん、ラグビーW杯で実績を残した上田さんがしっかりサポートして、さんまさんの“お笑い暴走”を止めないと、また非難の声が出るでしょうね……」(前同)

 ただ、マグロが止まらずにずっと泳ぎ続けるように、さんまが“笑い”を排除することもありえないだろう。来年の東京五輪、さんまは最後までメインキャスターの役割を全うできるのだろうか!?

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