１１月１６日、合成麻薬のＭＤＭＡを所持していたとして逮捕された女優の沢尻エリカ（３３）。１１月２６日に東京地裁は、沢尻の勾留期限を、１２月６日まで１０日間延長する決定をした。
沢尻の逮捕を受け、来年１月５日放送開始予定のＮＨＫ大河ドラマ『麒麟がくる』の沢尻の代役には、川口春奈（２４）が起用されるなど、関係各所は緊急の対応に追われている。
１１月２６日発売の『ＦＬＡＳＨ』（光文社）では、沢尻が取り調べに対して素直に供述する、いわゆる“完オチ”状態にあり、“クスリ仲間”の芸能人の名前を次々と明かしている、と報じている。
記事によると、警察が次に狙っている芸能人の名前がテレビ局にも漏れ伝わっており、キー局では、沢尻の「自白リスト」を作って、リストにある芸能人を「絶対に使うな」という指示が現場に出ているという。
全国紙社会部記者は話す。
「沢尻は具体的に５～６人の有名人の名前を挙げているとも聞こえてきています。
沢尻の勾留を延長したのは、より詳細に“クスリ仲間”の裏取りを進めるためなのかもしれません。来年の東京五輪開催を前に、沢尻を逮捕した警視庁組織対策５課（通称・組対５課）と、同じく薬物犯罪を取り締まる組織である厚生労働省麻薬取締部（通称・マトリ）は、有名人の薬物犯罪摘発に今まで以上に力を注ぐといいます」
沢尻の逮捕前から、芸能人の薬物依存情報は報じられていた。
「９月２１日には、ファッション誌の専属モデルやキャスターなども務め、沢尻とも共演したことがある女優Ａに内偵捜査が入るという情報があり、関係者の間に緊張が走りました。また、９月２４日には、抜群のスタイルとその演技力が評価されている女優Ｂのところにも内偵が、さらに、テレビドラマの主役を張る、超大物女優Ｃにも内偵が入ったようですが、不発に終わったといいます。ただ、今回、内偵が入ったとされる芸能人の名前を沢尻も挙げているとすれば、再び捜査の手が彼女たちに伸びる可能性もゼロではありません。
加えて、１１月２６日には沢尻の交際相手と見られていたファッションデザイナーが沢尻とＭＤＭＡを共同所持したとして逮捕された。これで周辺への捜査が進むのは間違いないでしょう」（前出の社会部記者）
年末年始にかけて、有名人の薬物逮捕ラッシュ、となるのだろうか……!?
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