水卜麻美
水卜麻美

 10月24日発売の『週刊文春』(文藝春秋)が、小倉智昭(72)がMCを務めるフジテレビ朝の情報番組『とくダネ!』が、来年10月で終了し、新番組が始まる予定だと報じている。

 フジテレビで働く放送作家が話す。

「来年10月に番組が終了するという報道が出たのは、小倉さんがこのタイミングで勇退するからだといわれています。というのも小倉さんは、東京五輪へのこだわりが非常に強い。聖火ランナーも務めるそうですが、小倉さんは東京五輪を自身のキャリアの集大成として考えていて、大会終了後に番組も終わる、という流れになると言われています。

 また、番組の顔を長年務めてきた小倉さんが降板すれば、番組名も変える必要がある、ということで、来年秋の改編に向け、新番組の調整を進めているようです」

 ここ最近、同時間帯の番組では、テレビ朝日の『羽鳥慎一モーニングショー』が視聴率トップ、2位は日本テレビの『スッキリ』で、『とくダネ!』は長らく3位が定位置で、トップ争いに食い込むことができずにいた。

「2016年までは『とくダネ!』が、3年連続で民放同時間帯視聴率でトップだったものの、翌年には『モーニングショー』が首位に。2位と3位を『とくダネ!』と『スッキリ』で争っていたのですが、ここにきて『スッキリ』が2位をしっかり確保するようになりました」(制作会社関係者)

『スッキリ』といえば、今年7月、雨上がり決死隊宮迫博之(49)やロンドンブーツ1号2号田村亮(47)らによる、一連の闇営業問題を受け、MCの極楽とんぼ加藤浩次(50)が、「事務所のトップが変わらなければ自分も辞める」と発言した「加藤の乱」で、注目を集めた。

「加藤の乱、さらに、同番組に声で出演している南海キャンディーズ山里亮太(42)と蒼井優(34)の結婚という特需もありました。ただ、あの数字は一時的なもの。日テレ関係者が、詳しく視聴率の推移を分析してみたところ、『スッキリ』はこの2年間で徐々に数字を伸ばしていったといいます。そして、この2年間の大きな変化といえば、2017年10月に水卜麻美アナウンサー(32)がMCに就任したことなんです。現在の『スッキリ』の好調は、水卜アナのおかげだということが明確に分かった。

 そこで日本テレビ上層部は改めて、彼女が局を辞めてフリーにならないように、引き止め工作に乗り出しているといいます。数字が期待できる大型特番のMCは“水卜アナじゃないとダメ”と、モチベーションを上げるように計らい、優先的に起用することになっているそう。また、水卜アナが外部の人間と食事に行く際には、“誰と行くのかな?”と上層部が敏感に探りを入れるといいます。その他、さまざまな手厚い対応に、水卜アナも気持ちが変わってきているそう。退社説が最も騒がれた2016年頃は“あと1年頑張ったら……”という感じだったのが、現在は、“大事にされている”というふうになっていると聞こえてきています。

 日テレとしては“10年とは言わないけど、あと5年は日テレの局アナでいてくれたらな”という感じで、なんとか水卜アナの引き止めようと奔走しているみたいです」(前出の制作会社関係者)

『とくダネ!』打ち切りの決定打となったとされる水卜アナの『スッキリ』起用。あと5年は日テレの顔として、ますますの活躍が見られる!?

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