■大野「20代後半で結婚するのが希望」

 2000年4月の『JUNON』(主婦と生活社)では、デビューから1年足らずの嵐の5人が自分たちの“未来予想図”を語っている。

 松本は自身の結婚について、「結婚? いつ頃するんだろ。性格的にしたいと思ったらしちゃいそうだけど、実際は仕事が自分なりにちゃんとしたなって思えるまではできないだろうな」「朝俺が仕事行くときにチューしてくれるとかより、一緒に出勤したりっていうのがいい」と話し、大野は「自分としては、20代後半で結婚するのが希望。理想の生活っていうのは別にない。普通でいい」「あと望むとしたら、どっちが強いとかじゃなくて対等な感じの夫婦がいいってくらいかな」と、それぞれの結婚観を語った。

 また、理想のマイホームについて、松本は「結婚したらどっちかっていうと都心よりは、ちょっと離れたところ。郊外に家を建てて住みたい。庭があって、子どもが遊んでて、犬とか野放しで飼ってるような(笑)」と話し、同じく大野は「マンションよりは一軒家がいい。場所は自然があって、ゴミゴミしてなくて、あんま何もないところ」と発言。

「松本も大野も今とあまり変わっていない印象ですよね。松本は自立した女性や関係性がいいと話していますが、長年にわたって交際している井上真央はまさにそんな女性ですよね。

 そして大野は理想のマイホームについて、自然豊かなところに住みたいと話しています。来年末の活動休止以降、大野は芸能界を離れるといわれています。一部報道によると、休止後の移住先として沖縄・宮古島の土地購入を進めているともささやかれていますが、10代の頃から、自然に囲まれた生活を望んでいたのかもしれませんね」(前出の女性誌ライター)

 2007年2月『ポポロ』(麻布台出版社)では、5人が結婚相手に求める条件を語っている。

 松本は「移り変わる季節とか、コンクリートに咲いた一輪の花とか……、そういったものを見逃さずにキャッチできる人がいい。そして、そのとき抱いた感情をいろんな言葉で表現できる人は魅力的だと思う。感じたままをストレートに表現するのもいいけど、微妙なニュアンスをうまく表現できたり、その表現方法が美しい人って素敵だよ」と話し、結婚相手に求める条件として、「料理が好き、寝起きがいい、節約ができるといった家庭面とともに、芸術が好き、本を読む、頭の回転が速い、性格が悪いところがある」といったポイントを挙げた。

「松本は嵐のコンサートの演出のみならず、Hey!Say!JUMPKing&Princeなど、ジャニーズの後輩グループのコンサートや舞台の演出・プロデューサーも手がけています。活動休止後は、自身の芸能活動に加えてプロデューサーとしての仕事も増えることが予想されます。そんな芸術肌の松本らしい、感受性や表現力が豊かな女性が好み、という発言は興味深いですよね」(前同)

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