■スポーツ界では長嶋茂雄や松井秀喜が…

 スポーツ界からは、まずはミスター・長嶋茂雄(83)の行きつけを紹介。「東京・田園調布の大衆焼き鳥店『鳥鍈』。昔から家族で通っており、のれんの文字はミスターが書いたそうです。ここの鳥の煮込みは、ミスターのリクエストでジャガイモが追加されたことでも知られています」(スポーツ紙記者)

 世界の本塁打王・王貞治(79)が愛して通っているのは、福岡・六本松の中華料理店『您好!朋友』だ。「まるごとのピーマンがごろごろ入ったピーマン炒めやトマト・タマゴ丼が食べたくて、入院中にも病院を抜け出してまでやって来たという逸話も納得の味だそうですね」(スポーツ紙デスク)

 松井秀喜(45)の行きつけ店は、石川・能見の焼肉店『焼肉ゆうちゃん』だ。

「中学時代から家族で通っていた焼肉屋さん。プロ入り後も正月ごとにやって来ては、2階のふすまにサインや、“生涯巨人”、“サードやりたい”、“FAしないぞ”など、そのときの心情を綴っていたのも有名な話です。焼肉もおいしいですが、シメのラーメンや餃子のファンが多いそうですね」(前同)

 社会人ラグビー・神戸製鋼の黄金時代を築き、先のワールドカップの日本誘致に尽力しながら、16年に53歳の若さで急死した平尾誠二が、約30年通ったのが兵庫県神戸市の『MY-BAR(マイバー)』。

「カウンターの指定席で、いつもハイボール2〜3杯を飲んで帰ったといいます。神戸のノエビアスタジアム神戸も試合会場となり、優勝した南アフリカの試合も行われ、街は大盛り上がりとなったそうです」(同)

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