ヒカキン
ヒカキン

 人気YouTuberのドラマ出演が相次いでいる。まずはヒカキン(30)。11月14日オンエアの人気ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)第5話に登場し、入院患者役を熱演。「よく見ていないと分からない」チョイ役ながら、米倉涼子(44)との共演を果たしたのだ。

■米倉涼子と共演したが

 もっとも、ヒカキンが登場したのは冒頭の1シーンのみで、時間にして1秒ぐらい。オペ中という設定のため、トレードマークのメガネは外した状態で目は閉じたまま。しかも、メディカルキャップをかぶっている関係で、髪の毛の色も髪型もさっぱり分からない。おまけに、口には医療器具がガッチリと装着されているため、これがヒカキンであることは、事前に情報を得ていた人でも分からないという状況。

 大人気のヒカキンをこんな使い方するとは、『ドクターX』恐るべし! ともあれ、『ドクターX』出演という実績だけは、しっかりと積んだことにはなる。

■YouTubeチャンネル登録者数日本一のはじめしゃちょーも

 いっぽう、チョイ役ではなく、昨年12月にYouTubeで配信がスタートしたドラマ『The Fake Show』に主演したのが、はじめしゃちょー(26)。YouTuberの役ということもあって、初主演にしてはなかなかの演技力と業界では高く評価されていた。

■ヒカルやラファエル、ふくれなは欅坂46主演ドラマに

 実は、YouTuberのドラマ出演というのは、今にはじまったことではない。2017年、欅坂46主演ドラマ『残酷な観客達』(日本テレビ系)に人気YouTuberのヒカル(28)やラファエル、ふくれなが出演。3人ともドラマでは見る側の“観客”を演じた。

「ドラマを作る側がYouTuberをこぞって出演させたがるのは、若い層にとって中心となるメディアが、テレビからウェブへと大きく変化していることが挙げられます。テレビや雑誌に露出しなくても、若者にとって身近な存在であるYouTuberを取り込むことによって、メディアとして延命しようとしているというわけです。それだけ、YouTuberが無視できない存在になったということでしょうね」(メディアライター)

 今後も、YouTuberのドラマ出演は続いていくだろう。

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