YouTuberの定番企画に「宝くじの大量購入」がある。まとめて宝くじを購入し、その結果を見るというものだ。「テレビ番組でも宝くじ企画はよくやりますよね。収支はだいたいマイナスが多いですが」(芸能記者)
まず、目立ったところではヒカル。主な宝くじ動画として、10〜100万円ほどの購入額の動画も何本か上げているが、どデカイところでは2017年の年末ジャンボ宝くじを1000万円分購入。このときの当せん結果は342万8900円だった。
さらに、2020年に入って、ロト6を666万円分購入するという企画では、当たりが85万200円という大惨敗を食らった。
■1800万円分の宝くじを買ったら?
そして、ミスターYouTuberのヒカキンは、ヒカルと比べれば大勝負というほどでもないが、2018年11月に10万円分のスクラッチくじを買って、2万1100円の回収という結果に。
また、格闘家YouTuberの朝倉未来も今年2月に100万円分の宝くじを購入。17万円ほど当せんしたものの、その17万円分を再度購入に回して、回収率は約30%だった。
ちなみに宝くじでは、投資顧問会社FPOの公式YouTubeチャンネルで一気に1800万円分のくじを買って結果を報告するという熟練投資家・藤ノ井俊樹の動画もアップされている。この場合、663万円が手元に戻ってきているが、それでも1100万円オーバーのマイナス。宝くじで勝つのは難しいということを思い知らされる。
■ボートレースで2000万円勝負
いっぽう、前述のヒカルは今年2月、美女YouTuberのてんちむとともにボートレースに挑戦。それぞれ1000万円ずつ(合計2000万円)賭けるという動画をアップした。投資額を下回った場合、「てんちむは金髪ショートにする」「ヒカルは1か月5000万円生活」という罰ゲームを設定して、戸田ボートレース場へ。
てんちむのチャンネルで前半戦、ヒカルのチャンネルで後半戦を動画で公開したのだが、ヒカルは見事に全レース敗北。てんちむは3レース的中したものの、半分ぐらいしか戻ってこなかった。それでも、ヒカルは「リベンジだ!」とテンション高く再挑戦への意向を示してジ・エンド。
「ヒカルの場合は、YouTubeの中でお金を使うことでそれを経費として計上しているともいわれています。そして、お金=ヒカルというイメージ戦略を成功させたわけですね」(夕刊紙記者)
■シバターはパチスロで惨敗
パチンコ・パチスロに造詣の深い炎上系YouTuberのシバターは今年1月、1日で20万円もの大金をパチスロで失ってしまったことを報告した。パチスロで20万円負けるというのは相当な惨敗らしく、終始ボヤキ節。ベッドに寝ながら上から自分の顔を撮るという斬新なカメラアングルで、悲惨な「負け話」を延々と語った。
YouTuberたちが口をそろえるのは、宝くじにせよ、ギャンブルにせよ、「夢があるから」ということ。なんにしても、YouTuberたちの負けっぷりは豪快ですなぁ!