杏

 11月27日、東京・渋谷で『第48回ベストドレッサー賞』の授賞式が開催された。

『ベストドレッサー賞』は、ファッションセンスがあり、ユニークで個性的、ライフスタイルにおしゃれ感の漂う人物に贈られる。今年は政治部門から参議院自民党幹事長の世耕弘成氏(57)、経済部門から楽天会長兼社長の三木谷浩史氏(54)らが選出。芸能部門からは俳優のムロツヨシ(43)と、女優の(33)が受賞した。

 杏といえば、2016年5月に双子を出産。2017年11月には第三子が誕生。今年、4年ぶりにドラマに復帰した。

「7月クールに放送された杏さんの復帰作『偽装不倫』(TBS系)は、杏さんや共演の仲間由紀恵さん(40)の子育てに配慮して、早朝や深夜の撮影を行わない“時短撮影”をしたことで話題を呼びました」(制作会社関係者)

 ドラマは時短のために通常よりも1か月前倒ししてクランクインし、スタッフも増員。クランクアップの際には杏が「みなさんの工夫があって、支えてもらってこの現場があったんだなと思います」と、スタッフや関係者に感謝の言葉を述べている。

「実は、『ベストドレッサー賞』の現場も、杏さんのために時短対応に追われていたんです。『ベストドレッサー賞』の囲み取材では、登壇の順に、政治部門、経済部門、学術・文化部門といった順番で行われ、芸能部門は最後のほうになるのですが、なぜか今回は、杏さんの囲み取材は経済部門の三木谷さんの次だったんです。

 どうやら、杏さんと主催サイドとの間で、“杏さんは20時までに会場を出ないといけない”という取り決めがあったそうです。だからか、囲み取材の順番を変えたようですね。裏では杏さんを帰すために、スタッフが忙しそうに動いていて、時折怒鳴り声も聞こえていましたよ"どうするんだ⁉”"間に合わないよ!”って。

 ただ、スタッフの頑張りのおかげで、杏さんは繰り上げの囲み取材を終え、ギリギリですが、19時58分には会場から出て行ったみたいです。スタッフとしてもひと安心だったでしょうね」(スポーツ紙記者)

「働き方改革」は、芸能界でも着実に進んでいるようだ。

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