保阪尚希
保阪尚希

 11月26日発売の『週刊女性』(主婦と生活社)で、保阪尚希(51)が情報商材詐欺グループの広告塔になっていたことが明らかになった。

 記事によると、その詐欺とは海外で人気となっている「ブックメーカー」を利用したもの。

「ブックメーカー」とは、サッカー、野球、ラグビーといった人気スポーツから、明日の天気まで、ありとあらゆる事象を賭けの対象にする『賭け屋』のこと。もともと欧米で盛んだったが、現在ではインターネットを通じて世界中どこからでも賭けられる。

 今回、保阪が広告塔となったのは、「ブックメーカー」を利用して収入を増やすというもので、賭けるのはサッカーの試合のみ。同サイトの会員になると、サイトが勝てる試合を選び、LINEで通知してくれるシステムだという。

『週刊女性』の取材に応じた元会員の男性によると、サイトが公開していた発起人の男性らが賭けに勝てる理由について解説する動画の中に、「特別アンバサダー」として保阪が出演し、「世界経済の発展という目標に共感し(中略)応援をさせていただくことになりました」などと話していたという。

 しかし、男性がこの動画を信じて入会金10万円を支払うと、運営側は「もっと儲けられる」とさらに50万円を要求。「1か月ほどかかる」と言われた手続きはいつになっても終わらず、男性はそこで初めて詐欺に遭ったことに気づいたという。

「影響力のある有名人なわけですから、詐欺だとわかっていたのなら犯罪ですよ」と、男性は保阪を批判しているが、保阪側は「友人に頼まれて出演しただけで、何をしている会社なのかも全然知らない」関与を完全否定している。

「保坂は『週刊女性』の取材に対し、“友人に頼まれて出演しただけです。俺は渡された台本を読んだだけなので……1円ももらっていないんですよ”と話しています。ただ、保坂のように知らず知らずのうちに詐欺の片棒を担がされてしまう芸能人というのは少なくなりません。もちろん、保阪が本当に何も知らずダマされていたのなら、彼も被害者かもしれませんがね……」(スポーツ紙記者)

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