天海祐希(左)、米倉涼子
天海祐希(左)、米倉涼子

 来年1月11日よりスタートする、天海祐希(52)主演の日本テレビ系医療ドラマ『トップナイフ ―天才脳外科医の条件―』(土曜22時~)の主要キャストが発表され、大きな話題になっている。

 天海のほか、椎名桔平(55)、広瀬アリス(24)、永山絢斗(30)、古川雄大(32)、三浦友和(67)と、超一流どころの役者陣がそろい、日本テレビの気合いの入れようもうかがえる。

 ドラマでは、手術の天才が集う東都病院・脳神経外科を舞台に、「手術はすべて成功して当たり前」という世界で葛藤する、天海演じる深山瑤子ら、医師の姿が描かれるという。

「脚本はドラマ『コード・ブルー ―ドクターヘリ緊急救命―』(フジテレビ系)を手がけた林宏司氏が、演出は天海さん主演で話題を呼んだ『女王の教室』(日本テレビ系)の大塚恭司氏が担当します。撮影にあたって、天海さんも髪を20センチほどカットし、役に臨むということで、相当気合いが入っていると思われます。

 天海さんといえば、テレビ朝日系のドラマ『緊急取調室』シリーズが大人気ですが、『トップナイフ』も彼女の代表作となる可能性が高い。ただ、演技派女優の医療系ドラマということで、どうしても『ドクターX』と比べてしまいますよね」(制作会社関係者)

 現在、第6シーズンが放送されている、米倉涼子(44)主演の木曜ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)。「私、失敗しないので」のセリフでお馴染みの同作だが、今シーズンはやや苦戦気味だという。

「『ドクターX』は2012年のスタート以来、第5シーズンまで平均視聴率20%以上が当たり前で、今シーズンの第1話も20.3%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)と、20%を超えました。ただ、11月14日の第5話では15.9%と、全シーズンを通じてのワーストを更新してしまいました。この日の裏番組には『2022FIFAワールドカップ カタール アジア2次予選 日本×キルギス』(TBS系)があったという影響もありますが、ドラマ関係者としては焦りもあるようです。ただ、米倉さんはドラマへの意気込みも十分で、入浴シーンなどにも挑んでいます。

 そして、テレビ朝日も米倉さんの気合いに応えてか、すでに来年10月の木曜22時、現在の『ドクターX』と同じ枠で、米倉さん主演のドラマを制作することが決まったようですよ。おそらく『ドクターX』の続編になるのではないかと、業界関係者の間ではもっぱらです」(前出の制作会社関係者)

 米倉といえば、今シーズンの『ドクターX』制作発表記者会見で、「『低髄液圧症候群』という病気にかかっていました」「真っすぐ歩けなくなったり、やる気がなくなってしまったりという状態で、このまま『ドクターX』もできなくなってしまうんじゃないかと思ったこともありました」と衝撃の告白をし、話題を呼んだ。

「今シーズンの撮影は病み上がりでのクランクイン。もしかしたらシーズン序盤は万全の体調ではなかったかもしれません。そういったこともあり、“『ドクターX』で勝ち続けるためには全力で臨むしかない”と、米倉さん自身が、来年の続編に早くもGOを出したのかもしれません。さらに、天海さんへのライバル心というのも働いている可能性もありますね」(前同)

 米倉涼子と天海祐希――2人の女優が魅せる医療ドラマ。まずは今シーズンの『ドクターX』、そして来年1月の『トップナイフ』に注目だ!

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