沢尻エリカ
沢尻エリカ

 12月6日、合成麻薬MDMAの所持容疑で逮捕された、女優の沢尻エリカ(33)の勾留期限を迎える。

 11月26日には、MDMAの共同所持で、沢尻の元交際相手でファッションデザイナーのNAOKI、本名・横川直樹(38)が逮捕された。

 沢尻は取り調べに対し、自宅で所持していたMDMAについて「横川容疑者から渡された」と供述しているという。また、12月3日発売の『FLASH』(光文社)では、横川は逮捕の2日前「エリカに申し訳ない。俺の置いていったブツでアイツが捕まるのは耐えられない」と話し、「沢尻の薬物は自分のもの」という3ページにもわたる上申書を書いて、警察に出頭したと報じている。

「沢尻の尿鑑定は陰性。毛髪鑑定も行うということですが、これも陰性だった場合、検察は沢尻を起訴できない可能性すら出てきます。起訴されると裁判を受けることになりますが、不起訴の場合、釈放。これは無罪とほぼ同義ですから、そうなった場合、沢尻に対する損害金の請求がどうなるのかも気になるところです」(スポーツ紙記者)

 沢尻は来年のNHK大河ドラマ麒麟がくる』に抜擢されており、撮影は今年6月よりクランクイン済み。すでに10話分の収録が終わっていたものの、逮捕を受け、代役に川口春奈(24)を起用し、撮り直しに入っている。

「当初、初回放送は1月5日でしたが、急遽の撮り直しで、19日に延期することも明らかになりました。沢尻にはCMなどの仕事もありましたが、その中でもやはりNHKの損害は甚大。2017年6月に不祥事を起こした小出恵介(35)は、NHKから損害賠償請求をされています。前例を見ると、沢尻も同様に、億単位の損害賠償請求がされる可能性があります」(芸能記者)

 しかし、やはり、不起訴、無罪となった場合は、その対応も変わってくるのかもしれない。

「12月5日発売の『週刊新潮』(新潮社)によると、沢尻は、“逮捕直後に降板させられるのは不当”だと、“逆に”NHKを訴える可能性もあるといいます。確かに、無罪推定の原則に立てば、そのような主張も当然ではあります。ただ、沢尻は取り調べに対し“10年以上前から薬物を使用していた”と供述しているとも報じられています。そういった“反社会的な行動”を考慮して、NHKが損害賠償を請求する可能性も否定できないでしょうね」(前出のスポーツ紙記者)

 沢尻は起訴されるのか、あるいは不起訴、無罪となるのか……NHKも、検察の判断を注視していることだろう。

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