米倉涼子
米倉涼子

 張りのあるふくらはぎにムッチリとした太もも、さらにその奥は――。憧れの美女の秘密を暴く! 芸能界は美脚美女の宝庫。さっそく、本誌が選定した美脚芸能女優ランキングを見てもらおう。

 11~13位は1970年代に一世を風靡したキャンディーズの3人。ラン(伊藤蘭=64)、スー(田中好子=11年に逝去。享年55)、ミキ(藤村美樹=63)の3人から成るキャンディーズは、キュートで親しみやすいアイドル像を確立。その後のアイドルにも大きな影響を与えた。当時、少年たちはラン、スー、ミキの誰がいいかで、よく言い争いをしたものだ。芸能ライターの織田祐二氏が言う。「おみあしも三者三様で、最初の頃はランちゃんの脚がやや太めでしたが、中期からはスーちゃんの脚がムチムチに。ミキちゃんの脚は、ずっと細いままでした。彼女たちの太すぎも細すぎもしない脚はよく映えた。77年発表の『やさしい悪魔』で3人が網タイツを着用したときは、幼な心にもドキドキしたのを覚えてますよ(笑)」

「普通の女の子に戻りたい」の名台詞を残し、78年4月に超満員の後楽園球場で、解散コンサートを行ったキャンディーズ。「あれは“私たちも普通の女の子みたいに楽しみたい”という心の叫びだったのかもしれませんね」(前同)

 10位は松坂慶子(67)。美人女優として活躍する一方、79年には歌手としても『愛の水中花』が大ヒット。バニーガール姿で妖艶に歌う彼女に、悩殺された男たちも多かった。「ムッチリ張った太ももと、シャープなふくらはぎのラインが色っぽかった。松坂はヒップも大きいので、バニーガールのコスプレが非常によく似合うんですよ。彼女は50歳を過ぎてからもたびたびバニーガール姿を披露してますが、これがまた熟女の色香がムンムン(笑)」と言うのは、TV美女研究家の八木晶王氏。松坂の美脚は一粒で何度もおいしいのだ。

 9位は小泉今日子(56)。80年代アイドルを代表するスターであると同時に、従来のアイドルの殻を破る存在でもあった。「ステージ衣装もヘアスタイルも斬新だったし、写真集で魚拓ならぬ“人拓”を披露したこともありました。スラリと伸びた健康的な美脚は一級品ですよ」(前同)

 70年代後半、日本列島に一大旋風を巻き起こしたピンク・レディーは7~8位。ミー(未唯mie=61)とケイ(増田惠子=62)が、これでもかとばかりに見せつけるナマ脚、太ももの衝撃は超ド級だった。あの頃、日本中の子どもたちが彼女たちの振りを真似たが、大柄なミーとスレンダーなケイの美脚には甲乙つけ難いものがあった。

 6位は80年代を代表するアイドルにして歌姫の中森明菜(57)。82年に歌手デビュー。85年『ミ・アモーレ』で、86年『DESIRE』で、女性歌手として史上初の2年連続でレコード大賞受賞。歌謡界の頂点に君臨したのはご存じの通り。近年の彼女は激ヤセしているが、「デビューからレコ大受賞の頃までは、ふっくらした顔立ちでスタイルも抜群でしたね。デビュー直後は水着にもなっていますが、とにかくウエストが激細。スラリとした美脚は健康美にあふれていました」(カメラマン)

 たとえて言うなら、明菜はミツバチのようなくびれボディをしていた。「彼女は幼い頃にクラシックバレエを習っていたこともあって、体も柔軟。オーディオ製品のCMで見事なI字バランスを披露したこともありました」(前同)

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