氷川きよし
※画像は氷川きよしのインスタグラムアカウント『@hikawa_kiyoshi_official』より

 最近の変貌ぶりが世間をざわつかせている歌手の氷川きよし(42)に、“ある疑惑”が浮上した。12月18日に配信リリースされる最新曲『確信』のジャケット写真が、浜崎あゆみ(41)の過去アルバムに酷似しているというのだ。

『確信』は11月19日に発売されたシングル『大丈夫/最上の船頭』(Iタイプ)にも収録されており、従来のイメージを一新したロック調の楽曲や、本人が初めて手がけたクールな世界観のMVが話題になっている。そして話題のジャケットとは、黒のネイルが施された両手で顔の輪郭を覆い、こちらを見据えたビジュアルのジャケ写。手の左右こそ反転しているものの、メイクやポーズ、表情を含めて、浜崎が2011年に発売したミニ・アルバム『FIVE』をトレースしたような仕上がりとなっている。

 ツイッター上では、両画像を“バージョン違い風”に並べた「ポケットモンスター 浜崎あゆみ/氷川きよし」というツイートが、6万件超の「いいね!」を獲得する大反響に。「きよしにします」「あゆバージョン買います」「発売日は?」と盛り上がりを見せたほか、一部では「浜崎あゆみ意識してるんだろうなぁとは思ってた」「氷川きよし絶対あゆ好きでしょ」「浜崎あゆみ目指してるのかな?」と類似性を指摘する声も上がった。

 演歌のプリンスとJ-POPの歌姫。あまり接点が見当たらない2人だが、実は福岡県福岡市出身の同郷だ。浜崎がデビューした2年後の2000年に『箱根八里の半次郎』でデビューした氷川は、1年目でいきなり日本レコード大賞最優秀新人賞に輝き、一躍演歌界のトップに躍り出た。しかし、社会現象化した当時の“あゆ人気”はまさにケタ違い。「顔も小さくてキレイで、カリスマ性を研究してた」「何十年かかっても何かやってやると思った。同じ福岡人に負けたくなかった」とかつては“強烈なライバル心”を燃やしていたことを、今年初めの『スポーツ報知』のインタビューで明かしている。

 一方、今年1月に文化放送のラジオに出演した際、氷川は「平成の思い出深い楽曲」として浜崎の『Voyage』を挙げている。「当時、浜崎さんと賞レースでご一緒させていただいて、よく聴いていました」とも語っており、ともに同じ時代を駆け抜けた浜崎は“ライバルでもあり憧れ”的存在だったようだ。

 20周年を機に「新生・氷川きよし」を宣言し、妖艶でジェンダーレスな姿へと変貌を遂げた氷川。11月18日に開始したインスタグラムのフォロワーはすでに8万人を突破するなど、新たなファン層を開拓しつつある。

 今回のジャケ写の一件も、今だからこそできた“平成の歌姫へのオマージュ”とも受け取れる。「本来の姿に戻った」という氷川のさらなる進化が楽しみだ。

※画像は氷川きよしのインスタグラムアカウント『@hikawa_kiyoshi_official』より

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