沢尻エリカ
沢尻エリカ

 12月6日、合成麻薬・MDMAを所持していたとして起訴された女優の沢尻エリカ被告(33)が、勾留されていた東京湾岸警察署から保釈された。

 保釈後、すぐに都内の病院に入院した沢尻は所属事務所を通して、「多くの方々を裏切ってしまったことを心の底から後悔しております。今後、違法薬物と決して関わりを持つことのないよう、人間関係を含めたつながりを一切断つことを固く決意し、専門家の指導も受けて、立ち直ることをお約束します」とコメント発表。

 10年以上前から複数の違法薬物を使っていたと供述している沢尻は、医療機関で専門家の指導のもと、更生に励むとみられる。

 今回の沢尻の逮捕にとどまらず、来年の東京五輪開催まで、警視庁組織対策5課(通称・組対5課)と、同じく薬物犯罪を取り締まる厚生労働省麻薬取締部(通称・マトリ)は、有名人の薬物犯罪摘発に今まで以上に力を注ぐと言われている。

 民放キー局社会部記者はこう言う。

「東京五輪に向けての浄化作戦です。4月以降は東京五輪開催の直前となるので、そのタイミングで大物が逮捕されると、報道をはじめ混乱を招く恐れもある。そのため、組対5課とマトリが有名人の摘発に注力するのは来年の3月末までと聞こえてきています。逆に言うと、それまでは徹底的にやるということ。もちろん、今回逮捕された沢尻周辺は厳しくマークされているでしょうね」

 12月6日発売の『FRIDAY』(講談社)では、沢尻の逮捕を受け、彼女が過去に交際していた有名人にも影響が出そうだと報じている。

 前出の社会部記者は明かす。

「今、捜査当局は盛んに内偵捜査を行っています。9月24日には、抜群のスタイルとその演技力が評価されている女優Aのところにも内偵が、さらに、テレビドラマの主役を張る、超大物女優Bにも内偵が入ったようですが、不発に終わったといいます。また、捜査当局が今マークしているとされるのが、30代の俳優Cと二世俳優のDだといいます」

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