巨人・菅野智之vs原辰徳「メジャーリーグ行き」問題で大喧嘩!?の画像
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 巨人のエース、菅野智之投手(30)が、2020年オフにもメジャーに挑戦する可能性が高まってきた。「菅野は17、18年と、2年連続で球界最高の投手に与えられる沢村賞を受賞した大エース。投手陣の充実が課題の巨人だけに、連覇、日本一奪還に燃える原辰徳監督を悩ます事態になりそうです」(全国紙運動部記者)

 以前からメジャーへの思いを公言してきた菅野だが、海外FA権を取得する21年オフまで、動きはないものと思われていた。「球界の盟主というおごりからか、巨人はメジャーを目指す選手を“裏切り者”と見なすきらいがある。それゆえ、ポスティングシステムによるメジャー挑戦を認めないという、時代錯誤もはなはだしい“不文律”があった」(ベテラン記者)

 事実、松井秀喜上原浩治も結局、海外FA権取得まで、メジャーに移籍できなかった。しかし今年、“例外”ができてしまった。「12月3日、昨年の最多勝投手・山口俊(32)のポスティング申請手続きが完了しました。これで山口は1月3日まで大リーグの全30球団と交渉できるわけです」(専門紙記者)

 巨人はなぜ、例外を認めることになったのか。「16年オフに山口が国内FAでDeNAから巨人に移籍する際、球団は山口にポスティングの権利を認めていたようです。巨人としては認めたくない条件でしたが、投手不足にあえぐベンチ事情では、計算できる先発投手がどうしても欲しかった。当時、球団特別顧問だった原辰徳現監督の意向もあり、妥協したようです」(スポーツ紙デスク)

 かねてから、メジャー挑戦を公言してきた菅野にも事情がある。「一般的に野手よりも投手のほうが選手生命が短く、少しでも若いうちにメジャーに挑戦したいという思いが強い。さらに菅野は大卒ですし、巨人入団のため1年浪人している。菅野にしても、17年、18年の最盛期に挑戦したかったはずです。今季は11勝したものの、腰痛が原因で2点前後だった防御率が3.89になってしまいました。自身にも賞味期限があると気づいた今、メジャー挑戦への思いはより強くなったはずです」(前同)

 菅野の思いに渋い顔をしているのが、伯父の原監督。「松井のメジャー移籍の際、原監督は慰留に自信を見せたものの、結局かなわず、球団首脳を激怒させた過去がある。原監督にとって選手のメジャー挑戦は鬼門。日本一奪還のために、コーチ陣から選手まで自分の意向を反映してきた独裁者にとって、菅野の力はどうしても必要。甥の抱く野望を苦々しく思っているはず」(番記者)

 巨人軍の日本一奪回とエースのメジャー挑戦――。二つの野望は伯父と甥の仲をも引き裂くのか。

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