●坂本勇人や岡本和真も

 キャプテンとして打率.312、40本塁打、94打点を記録した坂本勇人の年俸も、5億円という大金だ。

「本塁打と打点はキャリアハイ。大幅アップかと思われましたが、18年オフに5年契約をしていたため、昨季の5億円から現状維持でした。ただ、出来高(インセンティブ)が基本給に加算されますので、実際には菅野と同じくらいの金額でしょう」(前出の番記者)

 優勝請負人として広島から移籍してきた丸佳浩も、高額納税者となる。

「丸は巨人と5年契約を結んでいますので、年俸4.5億円が保証されます。ただ、“実際の年俸は5億円以上”ともいわれ、出来高を合わせれば、菅野、坂本に肉薄する金額になる可能性が高いですね」(前同)

 巨人では“若き4番”の岡本和真が6000万円アップの1.4億円を獲得、1億円プレーヤーの仲間入りを果たした。

「2年連続30本塁打超えは立派。ただ、以前なら9000万円程度で頭打ちだったはず。原(辰徳)監督が、スカウトの意見を退けてドラフトで1位指名した“原チルドレン”としての期待料も込められているんでしょう」(同)

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4